Grabがオススメ!スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセス方法まとめ





旅行などでまず一番最初に調べるのが、空港から市内やホテルの行き方かと思います。本日は、タイの玄関口スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセス方法についてまとめます。

バンコク旅行で遊びに来る時の参考になれば幸いです。





【2021年版】Grabがオススメ!スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセス方法まとめ


スワンナプーム国際空港からバンコク市内への交通手段

スワンナプーム国際空港からバンコク市内までのアクセス方法は大きく分けて4つあります。
  1. エアポートリムジン
  2. 普通のタクシー
  3. UberGrab(GrabがUberの東南アジア事業を買収)
  4. 電車(エアポートレイルリンク)
  5. 路線バス
値段は、1 >>> 2 > 3 >> 5 > 4 といった感じです。

交通手段一つとっても、求めることはいろいろかと思いますので、それぞれの特徴や乗り方、どういった人に向いているかを解説していきたいと思います。

エアポートリムジン (AOTリムジン)

今回紹介する中では、最も高い移動手段になります。スワンナプーム国際空港のエアポートリムジンは空港運営会社が運営しているリムジンサービスでAOTリムジンと呼ばれています。前払い制で、車種とエリア別に料金が決まっており、クレジットカードでの支払いも可能です。

運行時間

  • 24時間

料金(空港から市内中心部のホテルまで)

  • 1,050 THB〜
空港から市内中心部のホテルまでは、いすゞのミューXというSUV車が最安値で1,050バーツ、次にカムリが1,200バーツです。

料金は頻繁に値上げしているようなので、現地でご確認下さい。といっても、100バーツ程度の差だと思います。

市内までの所用時間

  • 30分〜1時間30分
 バンコクの渋滞はひどいです。そのため、時には数百m進に一時間かかることもありますので、時間には余裕を持って行動して下さい。

申し込み方法

申し込みはAOTリムジンのカウンターで行います。制限エリア内の手荷物受け取り場にもありますし、制限エリアを出た到着フロアにもあります。料金はどこで申し込んでも同じです。

注意点:
カウンターのお姉さんが高い車種(ベンツやBMW)を勧めてくることがありますが、「いすゞ」か「カムリ」が安いので、そちらの車種と行き先(ホテル名)を伝えれば問題なく 手続きしてくれます。

水色の「AOT LIMOUSIN」と書かれたカウンターが色んな場所にあるのですぐにわかると思います。

AOTリムジンのカウンター

乗り場

カウンターで受付が完了すると、受付用紙をもらいますので、その用紙を持って到着フロアの外へ行きます。

制限エリア内を出てから受付した場合は、ポーターのお兄さんが案内してくれます。

制限エリア内の手荷物受け取り場のカウンターで受付した場合でも、制限エリア外のカウンターで用紙を見せれば、お兄さんが来て乗り場まで案内してくれます。

注意点:
荷物を運んでくれるポーターのお兄さんがチップを要求してくることがあります。タイは、基本的にはチップの習慣はありません。そのため重たい荷物を運んでもらったとかでなければ、払う必要はありません。

私は自分で荷物を運ぶようにしてチップは渡さないようにしています。チップを渡す場合でも、20バーツ程度にして下さい。

そのやり取りを見ていた、運転手さんが降りるときにチップを要求してくる要因にもなります。

基本的に運転手さんにもチップを払う必要はありません。

メリット

  • 車種、エリアに応じてフラットレートかつ前払いで安心
  • クレジットカードが使える
  • 車が綺麗で乗り心地がいい

デメリット

  • 値段が高い
  • 渋滞すると時間が読めない
  • タイの運転手は運転が荒いので怖い
AOTリムジンに限らず、タイの運転手さんの運転は日本とは感覚が違うので怖いです。スピードや車線変更のタイミングなど驚くことも多いかと思います。

エアポートリムジンはこんな人にオススメ!

高くても良いから、ゆったりと安心して移動したい方にはオススメです。

基本的に、車は清潔に保たれており、運転手さんもそれなりに教育されているので、この後紹介するタクシーよりは、断然安全安心です。また、クレジットカード払いできるのは大きいですよね。

普通のタクシー

バンコクではタクシーは非常に安く、タクシーが渋滞を引き起こしているんじゃないかと思うほど大量に走っていますので日常生活の中では、重宝する移動手段となります。

ただし、日本のタクシーを想像していると、ドライバーの態度や乗車拒否、運転など大きな違いに驚くと思いますので、正しく理解して利用して下さい。

運行時間

  • 24時間

料金(空港から市内中心部のホテルまで)

  • 250バーツ〜400バーツ
バンコクのタクシーは基本的にはメーター制ですが、時間帯や場所によっては、交渉してくるドライバーがいます。

私は、交渉してくるドライバーのタクシーには乗らないようにしています。

街中では、ホテルやお店の前で待ち伏せしているタクシーより、道路を走っている流しのタクシーを捕まえた方がメーターで行ってくれる可能性が高いです。

空港から乗る場合は、メーター料金以外に50バーツかかりますので、降車時にメーター+50バーツ加算して支払って下さい。

あと、高速道路を使った場合は、料金所で都度現金を払う必要があります。

料金所付近で運転手が何か言って来たら、高速料金を払えということだと思います。

といっても、一回数十バーツ程度です。おつりはしっかりもらって下さい。

注意点:
最近、空港からのタクシーはかなり改善されましたが、おそらくそれでも外国人とわかると、メーターではなく、金額を交渉してくる運転手がいます。

そのため、乗車したらまずメーターが動いているか確認して下さい。

とは言っても、乗車してから揉めて何かあってはいけませんので、慎重に行動して下さい。

ちなみに、交渉して来る時の金額は500バーツが多いです。

オススメはしませんが、値段交渉して乗る場合は、高速料金や空港使用料が込みであることを確認して下さい。 (個人的には400バーツで全部込みなら、それほど損することもないかと考えています。)

市内までの所用時間

  • 30分〜1時間30分
 所用時間はリムジンタクシーと同じです。

乗り場

空港からタクシーに乗る場合は、乗り場が決まっています。それ以外の場所から乗るのは違法行為になりますので、気をつけて下さい。

乗り場は、G階の外にあります。空港内の看板に従っていけば迷わずにいけると思います。

自動発券機でチケットをとってから、チケットに書いている番号のスポットに止まっているタクシーに乗ることになります。

画面をタッチして、チケットを発券します。

 チケットを取ったら、チケットに書かれている番号の電光掲示板の下に止まっているタクシーの所に行って下さい。
新しい車両のタクシーにあたるか、古いぼろぼろのタクシーにあたるかは時の運です・・・

乗り方

車の所まで行くと、運転手さんがいますので行き先を伝えて下さい。基本的に英語は通じないと思った方がいいので、ホテルの名前や住所が印刷されている紙をプリントアウトしておいて、それを見せるのが一番良いです。

スマホの地図を見せても、運転手さんは地図の見方がわかりませんの注意して下さい。

タイの住所は、道路名が重要なってきます。そのため、ホテルの名前を運転手さんが知らない場合でも、道路名称を伝えれば概ねの場所まで行くことはできます。 

メリット

  • 価格がリムジンタクシーより安い
  • 現地を味わうことができる

デメリット

  • 言葉が通じないことがある
  • 料金が一律ではない。メーターを使わない運転手がいる
  • クレジットカード不可
  • 運転手がホテルを知らないことが多い
  • 渋滞が激しいので、到着時間が読めない

普通のタクシーはこんな人にお勧め

  • 旅慣れているもしくは、タイになれている
  • 現地の雰囲気を味わってみたい方
 良い運転手さんにあたれば、問題ないのですが当たり外れが大きいです。そのため海外旅行になれていない方などには少し、オススメしにくい移動手段になります。

とはいえ、タイではタクシーを乗りこなせると移動が一気に楽になります。

バンコクのタクシーの攻略法は下記の記事をご参照ください。

タイのバンコクでタクシーのぼったくり被害に遭わないためのコツをお教えします!!

Grab

2018年4月以前はUberをオススメしていましたが、Uberが東南アジアの事業をGrabに売却したため、記述をGrabに変更します。

Grabとは自動車の配車アプリのことです。Grabはタイに限らず東南アジアを中心にサービス展開していて、初めて行った土地では非常に重宝します。

クレジットカードを事前に登録しておけば、支払いもクレジットカード払いが可能です。

Grabは、スマホアプリを使って、地図上で自分の位置と行き先を入力して、「BOOK」すると近くのGrabカーとマッチングして迎えに来てくれます。

行き先も基本的にはスマホの地図を使いますので、細かい指示も不要です。

注意:
配車時はインターネットに接続する必要があります。空港内であれば簡単な登録をすれば、スワンナプーム空港の無料WiFiを使うことが可能です。

料金 (空港から市内中心部のホテルまで )

  •  350バーツ前後
基本的にはタクシーと変わらないような値段設定です。

Grabを空港から利用する場合は空港サーチャージなるものがかかるようですが、アプリの表示料金に含まれているので気にする必要はないかと思います。

ただし、ピーク時などは数倍の値段設定になることがありますのご注意下さい。その場合は、料金表示の部分で値上がりしていることがわかるようになっています。


上記のように料金の右横に上向きの矢印がある場合は、値上がりしているサインです。

市内までの所用時間

  • 30分〜1時間30分
 所用時間は基本的にはリムジンタクシー、普通のタクシーと同じです。

乗り場

 Grabの乗り場は、通常の送迎車と同じ場所で、到着フロアの外になります。他にも駐車場前があるようですが、旅行者の方は到着フロアにするのが迷わなくていいと思います。

乗り方 

 事前にGrabアプリをダウンロードして、クレジットカードを登録しておいて下さい。空港の到着フロアの外に出たら、アプリを起動して自分の現在地と行き先を入力して下さい。

空港の場合、ピックアップ場所を細かく指定できるようになっています。

●到着フロアのピックアップポイント


●駐車場エリアのピックアップポイント


ピックアップ場所と行き先を指定すれば、あとは料金を確認して車種を選んでください。

下の写真で「VISA」となっている部分で、登録ずみのクレジットカードか現金化を指定できます。クレジットカード払いにしたい場合は、登録しているクレジットカードになっているか確認してください。


概算のルートと料金が表示されます大きい車が必要な場合は下のJustGrabの部分を選んで、違う車種を選定してください。JustGrabで十分です。




これで、問題なければ「BOOK」ボタンを押してください。

ドライバーさんとマッチングされて、ドライバーさんが決まれば車種と、ドライバーさんの写真、車のナンバーの情報が送られてきます。

あとは、車を見つけて乗り込めば、目的地まで連れて行ってくれます。

クレジットカード登録済みで、の場合は、支払いも不要でそのまま車を降りれば、しばらくすると、通知が届いて、その通知に料金が表示されています。

メリット

  • タクシーと同等の料金
  • 面倒な交渉が不要 
  • スマホの地図でやり取りするので目的地も伝えやすい
  • クレジットカードが使える

デメリット

  • 待ち合わせ場所が分かりづらいことがある
  • 配車するのに、インターネット通信が必要

Grabはこんな人にお勧め

  • Grabアプリを使いこなせる人
  • 安く、確実に移動したい人 
個人的には一番、オススメの移動手段になります。
私も、出張や旅行先がGrabのサービスエリア内であればファーストチョイスとして利用しています。

Grabは最近、空港で広告も出しているようなのである程度認められているのかも知れません。いわゆる白タクから始めたUberは認めてもらってなかったですが。。。



Grabの使い方の詳細は下記の記事をご参照下さい。最近はスワンナプーム空港から電気自動車が配車できるようになっています。

東南アジア旅行で大活躍 Grabの登録方法・使い方を徹底解説


電車(エアポートレイルリンク)

エアポートレイルリンクとは空港と市内を結ぶ電車のことです。市内まで行く場合、通常はMRTとの乗換駅であるマッカサン駅もしくは、BTSとの乗換駅で終電のパヤタイ駅に行くことになるかと思います。

渋滞の激しいバンコクでは、もっとも時間に正確で確実な移動手段になります。

以前は、マッカサン駅でMRTへの乗換は不便でしたが、いまは歩いて移動できるようにつながっていますので、便利になりました。

以前は、Express Lineがありましたが、今は各駅停車のCity Lineのみの運行となっています。

注意:
タイ人の人たちが、完全に通勤の足としてこの電車を使っています。そのため、空港へ向かう時は、時間帯によってはかなり混雑しますので、何本か見送る可能性がありますので、時間には余裕を持って行動して下さい。

運行時間

  • 6時から24時まで運行、12 - 20分間隔

料金(空港から市内中心部まで)

  • 運賃 15 - 45バーツ(隣駅との間は15バーツ。1駅延長毎に5バーツずつ加算される)
  • マッカサン駅まで:35バーツ
  • パヤタイ駅まで: 45バーツ

所用時間

  • 30分〜40分程度

乗り場

 乗り場は空港ターミナルのB階(地下)にあります。空港内の案内に従っていけば、迷うことはありません。


乗り方

チケットは自動券売機か窓口で買えます。

券売機で購入する場合は、画面右上のEnglishボタンを押して下さい。



画面の文字がタイ語から英語に切り替わります。


 あとは、行き先を押すと、人数の入力画面になりますので、人数を押してお金を投入して下さい。


チケットは、ICチップ内蔵のコイン型です。


そのコインを改札機にかざして下さい。
チケットオフィスは改札機の左側にあります。 カウンターで行き先を言って、購入する方が自動券売機を使うより早かったりします。

 

メリット

  • とにかく安い!
  • 渋滞がないので、早く確実に時間を計算できる

デメリット

  • 荷物を持って移動する必要がある
  • エアポートレイルリンクを降りても、ホテルまで電車の乗り継ぎまたはタクシーでの移動が必要になる
  • 時間帯によっては、通勤ラッシュに遭遇してしまう
  • 深夜便や早朝便で到着した場合、営業時間が限られている

エアポートレイルリンクはこんな人にオススメ

  • とにかく時間を計算して早く移動したい
  • とにかく安く移動したい
  • 体力には自信がある行動派
 一番は渋滞がひどいバンコクで、時間が読めるというのが一番大きいかと思います。一方で、バンコクは観光地の割に、駅にエレベーターがなかったり、エスカレーターが片側だけだったりと、スーツケースを持って移動するのは結構苦労します。

駅を出てからも、歩道は決して歩きやすくはありませんのでご注意下さい。

路線バス

2017年5月からスワンナプーム空港から路線バスができたみたいですね。知りませんでした。。

先日空港を使った時に、電子広告に出ていて知りました。


利用したことがないので、下記に概要をまとめておきます。

行き先はバックパッカーの聖地カオサン通りまでで費用は60バーツ

路線名はS1です。

空港での乗り場は一階の7番ゲート付近となっています。

運行時間は6時〜20時です。

停車駅は下記のサイトで確認できます。


空港から市内への移動手段まとめ

どれも一長一短がありますが、通信手段が確保できるのであれば個人的にはUberGrabが断然オススメです。

キャシュレス(クレジットカードが使える)で、行き先を伝えるのも簡単です。基本的には煩わしい会話も不要です。また、運転手さんも普通のタクシーの運転手よりはいい人が多い気がします。 (あくまで個人の感想ですが・・・)

両替してなくても、市内まで移動できますので、 バンコクに限らずど東南アジアはGrabのサービスエリアであればどこでも同じ使い方で使えるので便利です。(国ごとに登録やダウンロードは不要で、一度ダウンロード&登録すれば全世界で使えます。)

ただし、車の交通手段の場合は時間が全然読めません。時間を確実に行きたい場合はエアポートレイルリンクをオススメします。

本日は、空港から市内への行き方をご紹介しました。バンコク旅行の際に参考になれば幸いです。

もう1つのバンコクの空港ドンムアン空港からのアクセスについては下記の記事をご参照ください。
ドンムアン空港の行き方「空港⇄BTSモーチット駅(市内)のA1/A2バス」について
今回紹介したエアポートレイルリンクの空港駅のすぐ近くにオススメの両替所があります。空港についたらまずそこで日本円からバーツへの両替をお勧めします!!
【最新版】バンコクに来たらココで両替!オススメのバーツ両替屋さん!!

コメント

  1. こんにちは!質問させてください。
    今回到着が深夜2時頃なのですが、空港付近にUberはいますか?
    それと海外でUberを使う時って大体外で車を待つのでエアポートWifiが届かなくて、Uberの位置を確認できなくて、すれ違いが起こったりするのですが、筆者様はエアポートwifiでUber運転手さんに出会えましたか?

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    1. コメントありがとうございます。残念ながら深夜に利用したことがないのですが、深夜こそUberの出番だと思うので高い確率でいるのではないかと思います。確かに、外までエアポートWiFiが届くかどうか微妙ですね。タイの場合、かなりの確率で電話がかかってきますがおそらく日本の携帯へはかけてこないですね。。一応、出口番号を指定できるのでその周辺にいる車のナンバーを探すしかないかもしれません。ただ、深夜だとそれほど車がいないかもしれないので見つけやすい可能性はあります。

      ただ、ひとつ注意点は最近Uberはタイで取り締まりの対象になり始めているのである日突然消えてしまう可能性もあります。

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