実際どうなの?インターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド無料宿泊の使い方とコスパを徹底解説!!





最近IHGインターコンチネンタル・アンバサダーという、大手ホテルグループのIHGの上級会員になりました。


ホテルの上級会員は、ホテルの宿泊数が多い場合に資格を得ることができるのが一般的ですが、インターコンチネンタル・アンバサダーは、年会費を払うことで誰でも資格を得ることができるホテルの上級会員資格です。

このインターコンチネンタル・アンバサダーに有償でもなってみようかな思う魅力的な特典の1つに「ウィークエンド無料宿泊(週末の2泊目が無料)」があります。

でもこのウィークエンド無料宿泊の特典は本当にお得なのかどうか、実際に会員でないと該当の料金を検索することができません。

また、部屋代は無料になることはわかったけど、税金やサービス料はどうなのか?一番お得な使い方は?など、気になる点を実際に使って見たので実体験を元に紹介します!




実際どうなの?インターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド無料宿泊の使い方とコスパを徹底解説!!


ウィークエンド無料宿泊ですが、どういった料金で宿泊できるのか、空きはあるのかなど、実際に入会して検索するまでわかりませんでした。同じように悩んでいる方のために詳細をまとめました。

IHGインターコンチネンタルアンバサダーについて

IHGインターコンチネンタルアンバサダーは、有償でIHGホテルグループの上級会員になれる制度です。

下記の通り、インターコンチネンタルに宿泊する予定のある方には嬉しい特典があります。
  • 客室アップグレード保証
  • レイトチェックアウト
  • 最大20USD相当の飲食クレジット
  • ウィークエンド無料宿泊(週末の2泊目が無料)
  • IHGプラチナエリートステータスの付与
今回は上記の特典のうち、もっとも直接的にわかりやすい特典の「ウィークエンド無料宿泊」についてフォーカスして紹介します。

インターコンチネンタルアンバサダーの詳細については下記の記事をご参照ください。


ウィークエンド無料宿泊券

ウィークエンド無料宿泊は、インターコンチネンタルホテルに週末に二泊以上連泊する場合に二泊目が無料になる特典です。

インターコンチネンタル アンバサダーの会員特典として、週末の無料宿泊をお楽しみいただけます。 200以上のインターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツの中からお好きなホテルを選び、週末に2連泊以上ご予約いただくと、1泊分の無料宿泊が適用されます。本ご優待はスイートルームのご予約にはご利用いただけません。

また、無料宿泊特典、その他のキャンペーン、ご優待による無料宿泊と併用することはできません。 チェックイン時に有効な身分証とIHG®リワーズクラブの会員番号をご提示いただくと、2泊目の料金を無料といたします。

 2019年3月1日より、無料宿泊のご利用に宿泊券原本は必要なくなりました。こちらよりホテルをご予約いただき、チェックイン時に有効な身分証と会員番号をご提示いただくと、1年に1回ご利用いただけるウィークエンド無料宿泊が適用されます。
こちらにスイートルームは予約出来ないとありますが、実際にはそんなことなかったです。

また、最後に記載がある通り、以前はIHGインターコンチネンタルアンバサダーに入会してから、アンバサダーキットという、会員証とともに無料宿泊券が送られてきて、その原本が必要だったようですが、デジタル化に伴い、原本は必要なくなりIHGアンバサダーに加入後すぐに申し込めるようになりました。

週末の定義

週末に二連泊以上しないと、ウィークエンド無料宿泊は利用できません。

週末の定義は、下記の通りです。
「週末」に該当するのは、金曜日、土曜日、日曜日です。ただし、中東のホテルでは木曜日、金曜日、土曜日を週末と定めている場合があります。
中東以外では、金曜日、土曜日、日曜日のいずれか二泊以上する場合に対象になります。

無料になるのは2泊目の料金

ちょっと、注意が必要な点としては無料になるのは二泊目の宿泊料金です。

あまりないかもしれませんが、例えば下記の通り、一泊目の宿泊料金が高く、二泊目の料金が安い場合でも合計の半額になるわけではなく、二泊目の料金が無料になります。
  • 1泊目(土曜日):50,000円
  • 2泊目(日曜日):20,000円
つまり、上記の場合は二泊目の2万円が無料になります。

二泊分合計の7万円の半額になるわけではないことをご注意下さい。

税金・サービス料は?

ホテルの宿泊料金は、客室料金の他に税金やサービス料が必要です。

ウィークエンド無料宿泊の規定では下記の通りになっています。

ウィークエンド無料宿泊は、客室料金および税金に対してのみ適用されます。

上記の通り、客室料金と税金に対してのみ適用されると記載があります。高級ホテルの場合はサービス料もバカになりません。

サービス料の記載がありませんが、実際はどうでしょうか?

私が利用したケースでは、サービス料もきっちりと二泊目分は無料になっていました。

アンバサダー ウィークエンド無料宿泊レート(AMB CERTIFICATE)

アンバサダーウィークエンド無料宿泊は、専用の宿泊レートが適用されます。

このレートは、「hhttps://www.ihg.com/intercontinental/content/jp/ja/ambassador/free-weekend-certificate/book」からアクセスした場合にのみ表示されます。

例えば、ある週末のインターコンチネンタルパタヤを検索してみました。

ウィークエンド無料宿泊の利用規約には、スイートルームは利用できないとありますが、検索結果に普通に出てきて「AMB CERTIFICATE利用可能」と出てくるので、スイートルームも予約可能な場合が多いようです。


そして、ウィークエンド無料宿泊はキャンセル可である代わりに、料金がセール価格やキャンセル不可料金と比較すると高くなっていることがわかるかと思います。


以前は、安い料金でも利用できたようですが、2019年時点では高いレートでしか予約出来ないようになっています。(ちなみに、キャンセル可の条件はホテルや日程によって変わるようで、私の予約したホテルはアンバサダーウィークエンド無料宿泊でも1ヶ月前からキャンセル料が必要になる旨の記載がありました。)

ブラックアウト日について

基本は空室があれば予約出来ますが、下記の一部特別な日には予約が出来ないようになっています。
a.  大晦日(12月31日) – 対象地域:世界全域
b. 春節(旧暦の元日から10日間) – 対象地域:中華圏(中国、香港、台湾、マカオ)
c.  ラマダン(ラマダンの初日から30日間) – 対象地域:サウジアラビア/メッカ
d.  2020年7月22日から8月9日までの2020年夏季オリンピック期間中 – 場所:東京(日本)

実践例)ハイシーズンの週末にホテルを予約

実際にお正月の超ハイシーズンの週末にインターコンチネンタルをウィークエンド週末料金で予約してみました。

下記が料金の検索結果です。クラブルームを予約したので客室料金は全体的に高めです。


最安値とウィークエンド無料宿泊では2,000バーツ程度の差はあります。

そして、残念ながら無料になる二泊目の方がちょっとだけ安いですが、そこまで大差はありません。


予約が完了した時点では、二泊分が計上されていました。(上記は、割引適用前の金額です。)

私のケースでは予約した翌日にはアプリ上で、料金が修正されていました。




上記では、一泊平均という書き方がされていますが一泊目の18,300バーツの半分になっています。(最後の端数の”.01”の意味は不明ですが・・・)

そして、”その他の料金・税金見積額”から税金・サービス料も一泊分にしかかかっていないことが分かります。

つまり、この時点で43,088.10バーツが21,722.11バーツになり差額は21,365.9バーツ(約75,000円)です。

インターコンチネンタルアンバサダーの入会金が200USDだったことを考えればかなりお得ですね!

でも、先ほど、この料金は最安料金より少し高いことはお伝えした通りなので、最安料金とも比較しておきます。


上記の通り、同じ期間で同じ部屋の最安値料金での二泊の合計は38,527.17バーツでした。

ウィークエンド無料宿泊との差額は16,805.06バーツで日本円にして約59,000円ほどお得に予約出来たことになります。

つまり、今回の宿泊ではインターコンチネンタルアンバサダーの入会金は十分に元が取れたことになります。

そもそも、インターコンチネンタルアンバサダーでなければこんな高い料金の時に泊まらない可能性の方が高いですがw

一番お得度が高いインターコンチネンタルホテルは?

では、実際にこの特典を最大限に活かせそうなホテルを探してみました。

私が調べた範囲ではモルディブにある最近できた全室クラブ特典付きの「InterContinental Maldives Maamunagau Resort」がとてつもない金額でした。。


恐ろしい金額になりそうですが、一番高い「3ベッドルーム・ラグーン・レジデンス」の料金を確認してみます。


こちらが税金、サービス料込の2泊分の金額です。


こちらの場合は、一泊目も二泊目の同じ料金なので、43,760USDが半額の21,880USDになります。(実際にはその他料金の部分で少し違うかもしれませんが。。。)

つまり、21,880USD(日本円にすると約236万円!!)お得に宿泊できるという計算になります。

実際には、最安料金と比較する必要もありますが非現実的なのでここまでとしておきます(笑)

IHGインターコンチネンタルアンバサダー・ウィークエンド無料宿泊まとめ

今回は、インターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド無料宿泊についてまとめました。

最後は、二泊の宿泊料金としてはびっくりするような数字になりましたが、同じリゾートでも安い部屋であれば10万円/泊ちょっとからも宿泊可能です。

今回お伝えしたかった事としては、
  • ウィークエンド無料宿泊は使うタイミング、ホテルによってはかなりお得
  • 無料になるのは二泊目の客室料金、税金、サービス料
  • スイートルームはダメと規約にあるが問題なく予約できる
  • キャンセル可の料金だがキャンセル可能期間が短い場合もある
  • ウィークエンド無料宿泊は部屋数に制限あると言うことはなさそうで、空室があれば予約できる
この無料宿泊があるが故にかなり高額なホテルを予約してしまいそうになりますが、せっかくのウィークエンド無料宿泊を最大限に活かしたいですね!



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