IHGインターコンチネンタル・アンバサダーの魅力を宿泊体験をもとに紹介します!





IHGのインターコンチネンタル・アンバサダーに入会してインターコンチネンタルホテルに宿泊してきました。


前から気になっていたインターコンチネンタル・アンバサダーですがインターコンチネンタルホテルに泊まることになったので申し込んでみました。

インターコンチネンタル・アンバサダーに入会するとIHGグループのプラチナステータスが付与されるだけでなく、客室アップグレード保証やレイトチェックアウト保証などの特典を享受することができます。

最近はめっきりヒルトン派でしたが、IHGインターコンチネンタル・アンバサダーに入会して、特典を利用して感じた魅力や詳細を実際の宿泊体験をもとに紹介します♪


IHGインターコンチネンタル・アンバサダー(InterContinental Ambassador)の魅力を宿泊体験をもとに紹介します!



IHGは上級会員であってもラウンジアクセスや無料朝食が付いてくることはなく、比較的メリットを感じにくいホテル会員プログラムです。でも、インターコンチネンタル・アンバサダーにはポイント又は有償で入会可能なので1年間限定のつもりで入会してみました。

IHGインターコンチネンタル・アンバサダーとは?

インターコンチネンタル・アンバサダーとは、世界各国にホテルを展開するIHGグループの上級会員にお金 (200USD)を払うことでなることができる会員プログラムです。

通常、ホテルの上級会員は滞在日数やクレジットカードの特典で得られますが、こちらはクレジットカードではなく会員資格を購入することになります。

お金を払う価値のある会員なのでもちろん特典があります。
  • 客室アップグレード保証
  • レイトチェックアウト
  • 最大20USD相当の飲食クレジット
  • ウィークエンド無料宿泊(週末の2泊目が無料)
  • IHGプラチナエリートステータスの付与
これらの特典が世界各国に展開する200以上のインターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツで受けることができます。

さらに2019年からはIHGプラチナエリートステータスが付与されるのでホリデーインなどのIHGホテルに宿泊する際もプラチナエリートステータスの特典を享受することができます。

ステータスとしては、IHGプラチナアンバサダーという位置付けになります。


インターコンチネンタルアンバサダーの特典を受けることができるのは、インターコンチネンタルホテルに宿泊する時のみで、別のIHG系列ホテルに宿泊する場合はプラチナエリート会員の特典が適用されます。

IHGリワーズクラブ特典について

IHGのリワードクラブの特典は下記の通りです。

メリット
クラブ会員
ゴールドエリート会員
プラチナエリート会員
スパイア エリート
ポイントまたはマイル/クレジットの収集
YOUR RATE(会員専用料金)*
チェックアウト時間の延長2, 3

会員様専用の電話によるカスタマーサービス
無料宿泊特典(ご利用除外日設定がなく、いつでもご利用可能)
無料宿泊特典のご宿泊もエリートステータス獲得の必要宿泊数にカウント
無料インターネット接続 1
エリート会員様のポイントは有効期限なし 5

プライオリティ・チェックイン

ウェルカムアメニティ/キンプトンホテルズ Raid the Bar

基本ポイントに加え獲得したボーナスポイント

10%
50%
100%
エリート繰り越し宿泊


無料客室アップグレード 3


客室保証 4


ステータス獲得・更新の際の特別選択式特典**



ハーツGoldプラス・リワーズ Five Star®ステータスへの限定アップグレード




アンバサダーになれば上から二番目のプラチナステータスが自動で付与されます。

上記の表を見ていただければわかりますが、IHGのホテルプログラムは、他のホテルに比べればベネフィットは弱いので、これだけではなかなかメリットを感じにくいのが現状かと思います。(招待制のロイヤルアンバサダーまで行けば別ですが・・・)

私が最近良く利用しているヒルトンはゴールド会員でも無料朝食がついてきて、エグゼクティブルームにアップグレードされた場合にはエグゼクティブラウンジを利用することができます。


IHGの場合は、クラブルームに宿泊するとラウンジアクセスが付きますが、クラブルームではない部屋を予約して会員特典でクラブルームにアップグレードされたとしてもクラブラウンジが使えないのが基本です。

プラチナアンバサダーの魅力は何か?

では、IHGプラチナアンバサダーの魅力はどこにあるのでしょうか?

まずは、入会金の200USDを高いと感じるか安いと感じるかについて、「ウィークエンド無料宿泊」の存在が大きいです。

これは、週末にインターコンチネンタルに2泊すると2泊目が無料になるという特典です。

例えば、一泊200USDドル以上するホテルに2泊すれば年会費がペイできるという理論になります。(後述しますが、実際にはそうでもないのですが・・・)

これがあるから、200USDを高く感じないというのは事実かと思います。

週末にインターコンチネンタルに2泊以上するなら「入会しても損はない」と思い入会したのは事実です。

次に、魅力的な特典として「レイトチェックアウト(16時まで)保証」があります。

こちらは保証と言いつつ、空室がなければレイトチェックアウトできないのですが、その場合には保証として下記をもらうことができます。
レストラン&バーまたはスパクレジット50USドル相当額、または、IHG®リワーズクラブ ポイント10,000ポイントのいずれか(1回の滞在につき1回のみ提供)
実際に利用されている皆さんの口コミを見ると、レイトチェックアウトが利用できなかったことはほとんどないという声が多いです。

そして、もう一つ客室のアップグレード保証も嬉しいですね。

予約した客室タイプからワンランク上の客室へのアップグレードされることが保証されています。

こちらも、アップグレードされない場合はレイトチェックアウト同様に保証があります。
レストラン&バーまたはスパクレジット50USドル相当額、または、IHG®リワーズクラブ ポイント10,000ポイントのいずれか(1回の滞在につき1回のみ提供)
ただ、クラブルームではない部屋を予約しておいて、クラブルームにアップグレードされたとしても、クラブラウンジを基本的には利用できません。

他にも20USD/滞在の飲食クレジットも何気に重宝しました。

ここまで紹介した特典があるので年に数回でもインターコンチネンタルホテルを利用する機会があれば、持っておいても損はないかと思います。

特に、ホテル滞在に魅力を感じている方であれば、何もない週末にウィークエンド無料宿泊を使う(ホテルに滞在することが目的)ということに抵抗がないかと思いますので、それだけで年会費はある程度ペイできます。

それでは、実際の宿泊体験をもとに各特典の詳細を紹介したいと思います。

客室アップグレード保証

まずは客室アップグレード保証の紹介です。
ホテルご滞在のたびにチェックイン時にワンランク上の客室へのアップグレードを適用いたします。ワンランク上の客室とは、料金をお支払いいただいた客室カテゴリーより1つ上の客室を指します。
この時宿泊してきたのはタイの王様の保養地と言われているホアヒンにある「インターコンチネンタルホアヒンリゾート」です。

予約した部屋は、せっかく泊まるならクラブラウンジを使ってみたい!ということで、ちょっと背伸びをしてクラブルームの一番下のカテゴリー「1 King Club Intercontinental Room」を予約しました。


アップグレードは、事前にIHGのアプリで確認することができました。



「1 KING PREMIER POOL TERRACE」という部屋に変わっています。

でも、この部屋タイプをホテルの予約ページで確認してみると・・・


予約した1 King Club International Roomより安い料金設定になっています。

このページに載っているPREMIER POOL TERRACEはラウンジアクセスがつかないので価格としてはクラブルームより安いけれど、部屋自体のランクは上ということだと思われます。

クラブルームのもう1つ上はクラブスイートだったので、そこへのアップを期待していたのでちょっとがっかりでしたが、結果的にはこのプールテラスで食事をとったり、ゆっくり昼寝ができたので良かったです。

ワンランク上へのアップグレードには、上層階やシービューへのアップグレードも含まれるようなので、どうしても宿泊したい部屋がある場合は、事前にホテルに確認してから予約するのがいいかと思います。

レイトチェックアウト(16時まで)保証

利用してみて個人的に一番良かったのがレイトチェックアウトです。

出発日の午後4時までのレイトチェックアウト保証

インターコンチネンタルアンバサダーは、16時までのチェックアウト保証があるので、チェックインの時にレイトチェックアウトの希望を伝えましょう。(最初から16時にしてくれている場合もあるようです。)

レイトチェックアウトできない場合は前述の通り、50USDまたは10,000ポイントもらえます。

私もチェックインの時に16時にレイトチェックアウトしたいことを伝えると、二つ返事でOKしてもらえました。

ゴールド会員資格を持っているヒルトンの場合は、大抵交渉が必要でレイトチェックアウトはよくて14時、悪くて13時くらいが平均的です。

なので、16時レイトチェックアウトが通りやすい(確約ではない)のは非常にありがたいです。

特に、クラブベネフィットがある場合はチェックアウトまでクラブラウンジも使えるので、今回宿泊したようなリゾートのインターコンチネンタルの場合は、ラウンジをフル活用しながら、部屋やビーチ沿い、プールでゆっくりできるのでかなり満喫することができました。

インターコンチネンタルホアヒン利用者は同じくIHGグループのホリデーインが運営しているウォーターパーク「Vana Nava Water Jungle」を無料で利用できます。

そのため、チェックアウト当日の午前中は私と子供はウォーターパークへ、家族はホテルでSPAを受け、午後は20USDの飲食クレジットでお昼ご飯を食べて、ホテルでゆっくり16時まで過ごすという最高の時間を過ごすことができました。

大人も子供も大興奮!ホアヒンの新ウォーターパーク「Vana Nava Hua Hin Water Jungle(ヴァナナヴァ ホアヒン ウォータージャングル)」

ホアヒンに2017年にできたウォーターパーク「Vana Nava Hua Hin Water Jungle」に行ってきました!! 「

20USD相当の飲食クレジット

飲食クレジットですが、下記の通りの規定となっておりタイでは600バーツ分の飲食クレジットをもらうことができました。
1回の滞在につき最大20USドル相当額のレストラン&バーの飲食クレジット進呈(ホテル内の一部のレストラン・バー・ミニバーで有効。ルームサービスは適用外)国により通貨ならびにクレジット額は異なり、額面は変更されることがあります。
米国 20USドル/ヨーロッパ 15ユーロ/イギリス 15ポンド/タイ 600バーツ/オーストラリア 25AUドル/日本 2000円/サウジアラビア 70リヤル /マレーシア 50リンギット/インドネシア 180,000ルピア /ベトナム 280,000ドン(ダナンのみ460,000ドン)/香港135香港ドル
ひとつ残念なのは、この特典は1滞在ごとなので、一泊でも二泊でも、三泊でも20USD相当のクレジットとなります。これが一泊ごとだと朝食替わりにもなるので激アツですよね。

ウィークエンド無料宿泊

この時は、日曜日からの宿泊となりウィークエンド無料宿泊の対象外でした。

ウィークエンド無料宿泊の条件は下記の通りです。
週末に該当するのは、金曜日、土曜日、日曜日です。ただし中東のホテルでは木曜日、金曜日、土曜日を週末と定めている場合があります。
最近では、アンバサダー会員登録が完了すれば予約ページにアクセスができるようになり、すぐにウィークエンド無料宿泊を予約できます。(以前は郵送されてくるバウチャーが必要だった)

アンバサダーになろうと思ったきっかけは、こちらの無料宿泊があるからですが、実際にアンバサダー会員になってから、ウィークエンド無料料金を検索すると、一泊の料金が通常の料金より高いことがわかりました。

予約はこちらのページから行うことができます。

実際に検索してみると・・・


上記の通り、今やっているサイバーセールの価格と比較すると結構割高な設定になっています。

ただ、サイバーセールはキャンセル不可に対して、ウィークエンド無料宿泊の方はキャンセル可能なフレキシブルな料金になっています。

それぞれの料金のトータルを確認します。

ウィークエンド無料宿泊の料金は下記の通りです。


上記から二泊目の宿泊料金と税金分が割引になるので「11,400バーツ 」となります。(その他料金に入っているサービス料の扱いは記載がないので、引いていません。)

最安のサイバーセールの料金は・・・


これを比較すると、
  • ウィークエンド無料宿泊:11,400バーツ 
  • 最安価格:15,624.68バーツ 
となり、その差は約4,250バーツ程度です。

思っていたよりにお得感がない結果となりました。

つまりは、宿泊する部屋の料金にもよりますが、ウィークエンド無料宿泊だけで入会金の200USDが簡単にペイする訳ではないということがわかりました。

無料宿泊についてより詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。
実際どうなの?インターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド無料宿泊のコスパを検証しました。

ザクザク貯まるポイント

IHGはもともとキャンペーンなどでポイントが貯まりやすいことで有名ですが、IHGアンバサダーの入会ボーナスで1万ポイントいただきました。


これ以外にもIHGのプラチナエリートステータスが付与されるので通常の基本ポイントに加え50%のポイントが加算されます。

先日宿泊してきた分がすぐに反映されていて、ボーナスポイントがプラチナエリートかさんの50%分+その他のキャンペーン分1,000ポイントが付与されていました。


今後、IHGのポイントを貯めるのが楽しみになりそうですね!

その他(ミネラルウォーター無料サービス・高速インターネット無料など)

その他の細かい特典も紹介しておきます。

通常のスティルウォーターは部屋に備え付けられていましたが、それとは別にミネラルウォーターが毎日補充されました。

また、部屋でプレミアムインターネットの高速インターネットサービスを提供している場合もそちらも無料で利用できるようです。(インターコンチネンタルホアヒンは通常のWiFiが無料で利用できました。)

インターコンチネンタルホアヒンにはアンバサダー用の24時間利用可能なラウンジがありました。


コンチネンタルブレックファーストを食べたり、コンシェルジェの相談ができるようです。

インターコンチネンタル・アンバサダーの入会金

インターコンチネンタル・アンバサダーの入会料金は年々上がっているようですが2019年現在は下記の通りです。
  • 200USD or 40,000ポイント
更新の場合は、
  • 150USドル or 24,000ポイント
となっています。

会員の有効期限

会員の有効期限ですが、入会から一年間ですが、私は10月の下旬に申し込みをして、翌年の12月1日までとなっていたので、13ヶ月とプラスαとなっています。

入会方法

入会は、ホテルの公式ページでインターコンチネンタルホテルを予約するときに同時に申し込むか、下記のページから個別に申し込むことも可能です。


私は上記のページから申し込もうとしたら"ambassadorEnrollmentFailureException"エラーが出てしまいました。
言語を英語にしたり、色々試してみてもダメでしたが、ホテルを予約する際に「インターコンチネンタルアンバサダーに入会する」にチェックを入れることで無事入会することができました。

事前登録の入会キャンペーンでポイント増量などもあることがあるので、入会前にキャンペーンがやっていないかチェックするようにしましょう。(私は入会ポイントを10,000ポイント貰いました。)

インターコンチネンタル・アンバサダーのデメリット

ここまで紹介してきたインターコンチネンタル・アンバサダーですがデメリットをあげるとすれば、
  • 年会費が必要なこと
  • ウィークエンド無料宿泊の料金が最安料金より高いこと
くらいでしょうか。

ウィークエンド無料宿泊のみのメリットを考えて入会するとがっかりするので、それ以外のベネフィットを有効と思えるかどうかが入会するかどうかのポイントになるかと思います。

実際のところ、IHGのプラチナステータスはそこまで大きなベネフィットではないように思えるので、私の場合は「部屋のアップグレード」と「レイトチェックアウト」に魅力を感じています。

インターコンチネンタル・アンバサダーまとめ

今回は宿泊体験をもとにインターコンチネンタルアンバサダーについて紹介しました。

個人的には、一回の滞在だけですが16時レイトチェックアウトや部屋のアップグレードがあって、入会してよかったと思っています。

これで、ウィークエンド無料宿泊を有効的に使えれば完璧ですね!

最近は、ホテル滞在にはまっているので、何も用事がなくてもホテルに滞在することが目的で宿泊できるので、ウィークエンド宿泊も有効活用できると思っています。

逆にそういった特典に魅力を感じない場合は無用のステータスになるかと思います。デメリットの部分でも書きましたがウィークエンド宿泊料金は最安値料金よりは高くなるので、それだけをあてに年会費を払うとがっかりすることになるのでご注意ください。

あと、やたらホテルのスタッフの方に「アンバサダー入会ありがとうございます」と言われたのが印象的でした(笑)

チェックインの時、ラウンジに初めていった時、チェックアウトの時、ラウンジの食事をレストランで楽しんでいる時の最低4回は言われたと思います・・・

最近はヒルトン系のホテルレビューが多かったですが、これからはインターコンチネンタルアンバサダーを有効活用するためもIHG系のホテルにも積極的に宿泊して行く予定です!

私が最近のホテルステイにハマっている理由は下記の記事を読んでいただければわかるかと思います。
ホテルステイの醍醐味!ホテルラウンジの魅力を徹底解説します!!

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