水没しちゃった・・・DJI Osmo Pocket 純正防水ケースの実力を紹介!





ジンバルカメラのDJI Osmo Pocketを水中で使用するために純正の防水ケースを購入して、宮古島の意味で撮影したきたので紹介します!!



DJI Osmo PocketはDJIがドローンで培った手ぶれ補正技術が惜しみなく投入されているカメラで、全く手ブレしない素晴らしいカメラです。

残念なことに、防水ではないため、そのままでは水中撮影ができません。

ただ、純正の水中ケースもそれほど高いわけではなく、比較的安価なため試してみました。


水没しちゃった・・・DJI Osmo Pocket 純正防水ケースの実力を紹介!

なんとなんと、、結果的に防水ケースを使って水没させちゃいました・・・。。ただ、完全なる自分の過失なので、防水ケースが悪いわけではないです。使い方をちゃんと間違えなければ素晴らしい映像を撮ることができます!

DJI Osmo Pocket

DJI史上最小の3軸スタビライザーを搭載し、高性能でコンパクトなOsmo Pocketは、すべてのシーンを輝く瞬間として記録するハンドヘルドカメラです。

すぐに取り出せるので、いつでもどこでも、その瞬間を逃さないのが特徴です。

我が家のOsmo Pocketは、初代のOsmo Pocketです。

発売当初は、手ブレのしないカメラということで衝撃的だったので、衝動的に買っちゃいました。

今は、Osmo Pocket 2とOsmo Pocket 3まで発売されています。

初代Osmo PocketとOsmo Pocket 2は形は似ていますが、防水ケースは別々なのでお気をつけください。

DJI Osmo Pocketの防水ケース

DJI Osmo Pocketは、前述の通り防水機能はありませんが、純正の防水ケースが発売されいています。

以下、DJI公式の説明です。
防水ケースを使用すると、最大水深60mまで使用可能。ケースの内部にOsmo Pocketがぴったりと収まり、誤動作を防止します。防水ケースにはマウントブラケットが2個あるので、ケースを別の器具などに取り付けることもできます。また、外側には2つのボタンがあり、Osmo Pocketを正確に操作することができます。曇り止めレンズが効果的にケースを曇りから守ります。

沖縄などの海で水中撮影するのに、防水のアクションカメラOsmo Actionが欲しかったのですが、もっと早く買っておけばよかったと後悔しました。。。

防水ケース開封レビュー

防水ケースは一番価格の安かったAmazonで購入しました。


DJI製品の箱は高級感があります。おそらくAppleを意識しているように思います。


ボタンの部分はこんな感じになっています。保護シールを貼っているところがディスプレイが表示されるところですが、タッチパネルではありません。


横から見るとこんな感じ。


肝心の撮影部分はガラスになっているので、簡単に傷はつかなさそうです。



防水ケースの底面のマウントは、GoProなどのアクションカメラで共通に使えるタイプなので、自撮り棒などに取り付けることができるようになっています。

底面以外にも、真ん中あたりにもあるので用途に応じて、使い分ける事ができます。

我が家はDJI純正のフローティングハンドルを購入して使いました。(もう少し長い方が自由があるかもしれません。)


また、曇り止めインサートがついてくるので、説明書を読んでそれもしっかりと設置するようにしましょう。


DJI Osmo Pocketの水中映像

DJI Osmo Pocketは暗所に強いので、GoProやOsmo Actionなどのアクションカメラに比べて綺麗に撮影できます。

以下の画像は宮古島で撮影した水中動画から切り出したものです↓


他にも動画はこんな感じにに撮影できました。

冬場だったので頑張れば海に入れそうでしたが、水面より上から手を突っ込んで撮影しているので、何が撮影できているかはわかっていません。。

先ほど紹介した画像の切り取り前の動画です。


DJI Osmo Pocket 純正防水ケースで水没・・・

素敵な水中映像が撮影できて、テンションが上がっていたのですが、宮古島旅行の最終日に水没させてしまいました・・・

水没原因

原因は明確で蓋をちゃんと閉めてなかった事です。。

防水ケースは密封性が高いため、声が入りにくくなります。


水中撮影の合間に、上部のカバーを外して撮影して、次に魚がいっぱいきたので急いで水中にツ込んだら、蓋がちゃんと閉まっていなかったようで、水没してしまいました・・・

後でOsmo Pocketを分解してみたら、充電アダプタのあたりから少しだけ海水が浸水して基盤を侵食していました。。。


使い方さえ間違えなければ水没することはないかと思います。

なんでちゃんと蓋を閉めていなかったのか、悔やまれますね・・・

水没後に気をつけておけばよかったと思うこと・・・

浸水したのはほんのちょっとだけでした。。

ただ、ディスプレイにエラーが出ているのに気がついてすぐに水中から取り出しました。

そのタイミングで、焦って逆さまにしてしまった可能性があります。

また、海水だったので、そのまま勇気を出して水で洗うのもありだったかもしれません。

そして、きっちりと乾かした後に電源を入れるべきでした。。

いざという時に役に立つかもしれないので、水没直後のNG行動をまとめておきます。

  • 逆さまにしない(水が奥になっていく原因にもなり得る)
  • 海水に濡れたままの放置は良くなさそう(無水エタノール等があれば、それで洗浄するのが良さそう。)
  • 焦って電源を入れない。電源を入れるのは完全に乾いてから

DJI Osmo Pocket 純正防水ケースのデメリット

DJI Osmo Pocket 純正防水ケースの購入を考えている方のために、デメリットも紹介します。
  • 「防水ケースモード」にする必要がある
  • 音声が入りにくい
  • 画角が狭い

水没したら一発アウトというのはありますが、これは使い方をきちんとしていれば問題ないかと思います。

ただ、口コミを読んでいるとゴムパッキンがちゃんと取り付けられていなくて、水没したというのもあったので、説明書をよく読んで使用するのが大前提です。

「防水ケースモード」にする必要がある

まず、純正の防水ケースを利用する場合には、防水ケースモードに変更する必要があります。

モードを変更することで、ボタンを押しても電源のオン・オフ、動画及び静止画の撮影しかできなくなります。

操作そのものは問題ないのですが、FPVモード固定になってしまうので、水中撮影時のブレが気になってしまいました。

FPVモードは、3つの軸が固定されず、ジンバルの自由度が高くなる反面、ジンバルの良さが消えてしまう弱点もあります。

どうせなら、ジンバルを生かしてブレの全くない映像を撮りたいなーというのはあります。

音声が入りにくい

次に、密封されるため、音声が入りにくくなってしまいます。

大きな声であればこもった形で音声は入りますが、、水中での音はいいとしても、水中撮影直前に陸で撮影したい場合などは、不便に感じました。

画角が狭い

あとは、Osmo Pocketの弱点でもありますが、アクションカメラと比較すると画角が狭くなります。

ただ、この点はレンズの明るさや手ぶれといった面で、アクションカメラを凌駕しているので、どちらを優先するかがポイントになってきます。

Osmo Pocketの分解方法

水没してしまったOsmo Pocketを直すべく、自力で分解してみました、、結果やいかに・・・



DJI Osmo Pocket 純正防水ケース まとめ

DJI Osmo Pocketの防水ケースは綺麗に撮影できるのでオススメです。

ただ、使い方を間違うと大切なOsmo Pocketを水没させてしまうリスクがあるので、正しく使いましょう。。。

まだまだ、Osmo Pocketには活躍して欲しかったので、残念ですが、防水ケースが悪いわけではなく、蓋をちゃんと閉めていなかった自分が悪いので、皆さんも防水ケースを利用する場合は、使い方をちゃんと守って、素敵な映像を残してくださいね!

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