JALグローバルクラブ(JGC)の特典のメリットをSFC特典と比較してまとめてみました






私は数年前にJALのサファイアを達成して直ぐにJGCに入会して、その翌年はSFCを取るためにANAに乗り続けました。

その後、ANAのプラチナ会員の特典を満喫すべくANAに乗っており、JALはブリティッシュエアウェイズの特典航空券以外では乗ってません。

4月以降はANAのプラチナステータスの期限が切れて、SFC平会員になるため、JGCとSFCは両方平会員でフラットな状態になるので、どちらにしようか特典を比較してみて、わかったJGCのいいところをまとめます。

SFCのいいところは下記の記事にまとめています
JGC会員にはないSFC会員の嬉しい特典


JALグローバルクラブ(JGC)特典のメリット

JGCとSFCを徹底比較してJGC特典の方が優れている特典がいくつかありましたので、JGC特典のメリットを紹介します。

JGC会員向けの手荷物許容容量

JGCやSFCの場合、預け入れする手荷物許容量がアップします。両方ともエコノミークラス搭乗時でも預け入れする手荷物の数が1個アップしますが、SFCとJGCで決定的な違いがあります。

SFC手荷物許容量


JGC手荷物許容量
ANAはエコノミークラスに搭乗する場合、SFC会員は+1個で重さが23kgまでの荷物を3個預けることができるのに比べ、JALはエコノミークラスに搭乗する場合、JGC会員は+1個で同じなんですが、1個あたりの重量が32kgまでOKになります。

つまり、JGC会員とSFC会員では預けることのできる荷物の総量が8kg×3個=24kg変わってきます。24kgといえば、ANAのエコノミークラスの手荷物一個分以上に相当します。

いやいや、そんな大荷物にならないでしょ?と思うかもしれませんが、23kgって結構簡単に超えます。スーツケースの重さが5kgだった場合、残りは18kgになります。

80ℓ以上のスーツケースに一杯に詰め込めば、簡単に23kgは超えます。

例えば、子供と一緒に旅行する場合は荷物の個数を減らしたいと思うのが普通です。その場合、一個のスーツケースに詰め込んでしまうと23kgという重さは結構きついハードルになります。

一個しか預けないから23kgを超えてもいいよね?ということにはなりません。過去の経験上1〜2kgくらいであれば見逃してもらえることもありますが、それも保証されるものではありません。

係りの方がオーバーしてますと言ってしまえば、それは規定なので諦めて超過手数料を支払う必要が出てきてしまいます。





JGCカードの家族会員向けサービス

ネームタグが家族会員分ももらうことができます。SFCは本会会員分しかもらえないにもかかわらず、しょぼいネームタグですがJGCはかなり立派なネームタグを家族会員ももらうことができます。

JGCネームタグ


SFCネームタグ
我が家はJGC家族会員も申し込んでいるので、JGCのネームタグは2つ頂きました。なので、一つはスーツケースにつけて使っています。

結構ボロボロになってしまいましたが、コレクションとしてもう一つ残っているので安心して使えます(笑)

JALステイタスの取りやすさ(JGCへの入会難易度)

一般的にJGCやSFCなどのステイタスを取るために修行する多くの方がANAのSFC修行から始めています。

その理由は、ANAの方がマイルをポイントサイト経由で貯めやすく、マイルをスカイコインに交換することで、特典航空券ではなく、プレミアムポイントやマイルが加算される航空券を購入することができるからです。

JALのFLY ON ポイントキャンペーン

しかし、実際にはJALの方がFOP(フライオンポイント)という、上級会員ステータスの入会基準となるポイントを貯めやすいキャンペーンを連発しています。

例えば、毎年恒例となっているのが、JALカード会員向けに初回搭乗ボーナス5,000FOPプレゼントというのをやっています。

https://www.jal.co.jp/121campaign/flyon_bonus_jalcard/

これは何を意味するかというと、JGCに入会するために必要なサファイア会員に到達するための基準は50,000FOPなのですが、いきなり45,000FOPになります。

東京-ハワイ間を往復しても、航空券の種別によりますがフライトマイル加算率が70%だった場合、6,164FOPなので5,000FOPはかなり貴重なポイントであることがわかります。

そのほか、2016年は名古屋-バンコク路線就航1周年記念として期間限定ですがダブルフライオンポイントキャンペーンが実施されていました。



ダブルFLY ONキャンペーン


一撃で10,438ポイント、往復にすると20,876ポイントというかなり強烈なキャンペーンでした。

2017年はダブルではなく1.5倍になりましたが同じようなキャンペーンを実施しています。


FLY ON ポイント50%UPキャンペーン
2017年の条件の場合は、片道で7,929ポイントで、往復15,858ポイントなので、2016年のキャンペーと比較すると、落ちてしまいますが、最短距離でステイタスを達成したい方にはオススメです。

このように、最近ANAはプレミアムポイントに関するキャンペーンをやらなくなりましたが、JALはちょこちょこ実施しておりますのでJGC修行を考えている方は要チェックです。

特典航空券の取りやすさ

これはJGCとSFCの比較というわけではありませんが、これまでの経験上ですがANAよりJALの方が特典航空券が取りやすい傾向にあります。

例えば、同じワンワールドのブリティッシュエアウェイズの特典航空券でJAL便を発券することができるのですが、そちらも結構、特典航空券を取りやすい印象です。

とはいえ、これは時期や路線によると思いますので、一概にはいえないと思います。

一方で、ANAマイルはハピタスなどのポイントサイトで貯めやすいというメリットもあります。

そのため、上級会員ステイタスを取った暁には大量マイルを使って、特典航空券でSFC特典を満喫するということも考えられます。

逆にいうと、JALの方はマイルを容易に稼ぐルートが確立されていないため、それだけ今後マイルの価値が上がって行く可能性があります。

ANAの方はハピタスやソラチカカードのおかげで大盤振る舞いがされていて、マイルやそのマイルを使った修行僧が大量増殖しています。

ANAマイルとSFC会員の行く末はこの先ちょっと心配です。

その他(機材&機内食)

機材は路線、機内食は好みによりますが、個人的には最近はJALの方が機材はよくて、機内食もおいしいと感じることが多いです。

たとえば、JALの新間隔エコノミー(JAL SKY WIDER)はエコノミークラスでもゆったりと座れるので、気に入ってます。

JAL SKY WIDER

JALグローバルクラブ(JGC)会員特典関連記事

JGCの特典について徹底解説した記事はこちらになります。結構頑張ってまとめた記事なのでぜひ読んでみてください。

JALグローバルクラブ(JGC)の特典について徹底解説!!

JGCに入会するための方法を解説した記事はこちらです、JGCに入会する条件をまとめています。

JALグローバルクラブ(JGC)の入会条件について徹底解説!!
そして、JGC会員が国内線で受けられる特典を実際に体験し、その内容を解説している記事です。実際にどういった特典が受けらるのか参考にしてください。
JGC会員の特典をJAL国内線搭乗記をもとに解説します

このようにJGCになると様々な特典を享受することができて旅行の時の楽しみが増えます。

なかなか、普通に飛行機に乗っていてステイタス獲得まで行くのは難しいと思いますが、一念発起して修行してみたり、出張が多い方は少し意識して工夫すれば到達できる可能性もあります。

ぜひ、ステイタスを取得してJGC特典を満喫してみてください。

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