無料VPNで海外から日本専用コンテンツを観る方法(Amazonプライムビデオ、DAZNなど)


海外に住んでいるとAmazonプライムやDAZNなどアクセスできないサービスや日本のコンテンツに出くわすことがあります。

そんな時"VPN"という仕組みを使えば解決します。

私はバンコクに住んで3年が経とうとしていますが、VPNにはかなりお世話になってきました。


海外在住者はもちろん、海外旅行中に日本のAmazonプライムビデオを観たい、ダウンロードしたい!といった場合や、この週末F1があるからDAZNをどうしても観たい!という場合に役立つ無料VPNの使い方を紹介します。

無料VPNで海外から日本専用のコンテンツを見る方法(Amazonプライムビデオ、DAZNなど)


飛行機に乗るときに子供が騒がないようにするためにiPadやタブレットにAmazonプライムビデオのアニメや映画などをダウンロードして子供に見せるようにしています。

でも、海外に住んでいるとAmazonプライムビデオでアクセスできるコンテンツが限られています。

というのものアマゾンプライムビデオの中でも著作権等の関係で日本でしか見ることができないコンテンツがあります。

例えば、私がいつもF1を見るのに使っているDAZNもタイでは利用できません。さらに日本語でみたいとなると日本のDAZNと契約しても見ることができません。

以前、楽天のポイントを交換しようとしてできないことがありました。。それでサポートセンターに問い合せたら、その条件の一つに「日本国内からのアクセスであること」という条件がありました。。

というように、海外からはアクセスできないようにして守られているコンテンツがあるんですが、簡単に無料で突破する方法があります・・・

海外からはAmazonプライムビデオが地理的制限エラーで見えない


「地理的制限のため、このビデオをダウンロードできません。詳細について、Prime Videoの利用規約を参照してください。サポートが必要な場合は、Amazonカスタマーサービスに問い合せて、エラー4602」

というエラーが出ます。このエラーが出た場合は、あなたが日本国外からアクセスしているときかと思います。

DAZNのエラー

私がいつもF1を観るのに使っているDAZNですが、こちらも海外から日本のアカウントにアクセスすると同じようにエラーが出ます。




DAZN ISN'T AVAILABLE IN THIS COUNTRY」 Sorry, DAZN is not available in your country yet. (10-06-002)

他のサービスでも同様のエラーが出るかと思いますが、対処方法は全て同じです。

そんなときはVPN経由でアクセス

こういった問題に出くわしたとき、私はVPN(Virtual Private Network)というサービスを利用します。

VPNとは?

VPNとはウィキペディアには下記の通り記載されています。
インターネット(本来は公衆網である)に跨って、プライベートネットワークを拡張する技術、およびそのネットワークである。VPNによって、イントラネットなどのプライベートネットワークが、本来公的なネットワークであるインターネットに跨って、まるで各プライベートネットワーク間が専用線で接続されているかのような、機能的、セキュリティ的、管理上のポリシーの恩恵などが、管理者や利用者に対し実現される。仮想プライベートネットワーク、仮想専用線とも呼ばれる。

簡単にいうと、仮想的に作られた専用回線のことで、そこにいないのにあたかも、そこにいるかのように振舞うことのできる技術です。

例えば、会社に行かないとアクセスできないファイルサーバーやメールも、VPNを使うことで自宅にいながらアクセスできるようになり在宅勤務が実現します。

つまり、このVPN技術を使って、海外にいるのに日本にいるように振舞わせてもらうことで、海外で参照できないAmazonプライムビデオやDAZNといったネット上のコンテンツに海外から参照できるようになるのです。

無料VPNのVPN Gate

なんとなく仕組みはわかったけど、VPNを使うのにお金かかるんでしょ?と思うかもしれませんが、無料でVPNサービスが提供されています。

私が普段使っている"VPN Gate"は筑波大学によって運営されていて、学術実験の一環として提供されています。

最初、無料VPNって怪しいな、、と思ったんですが筑波大学が運営しているなら安心だろう!ということで使い始めました。(後述しますが、VPNの場合セキュリティ対策の関係で運営主体の信頼性は重要です。)

実際に、VPN Gateのページにアクセスすると、今自分がどこの国からアクセスしているかがわかります。


上のキャプチャのタイの国旗の部分が日本の国旗に変わればミッションコンプリートです。

VPNの設定方法

VPNの設定方法はデバイスごとに違います。

私がこれまでに設定したことがあるのはiPhone、iPad、Macと全てApple製品ですがご安心ください。

VPN Gateのページで設定方法を細かく紹介してくれています。(WIndows、Mac、iOS、アンドロイドの設定方法が書かれています。)

こちらのページでそれぞれご使用のプラットフォームを選択してください。

iPhoneやiPadなどiOSでのVPN接続方法

普段私が使っているiPhoneやiPadのiOS機器について接続情報を紹介します。(上記のリンクのiOSのバージョンが古いようなので最新版で記載します。)

#ちなみに、普段私が使っているのはOpenVPNを使う方式ですが、通信速度が遅いみたいですね・・・

OpenVPNプロトコルを使う方法

OpenVPNプロトコルを使う場合は、アプリをインストールします。

私はOpenVPN Connectというソフトを使っています。無料なのに使いやすいです。

[OpenVPN設定方法]
  1.  OpenVPN Connectをダウンロードして下さい
  2.  公開 VPN 中継サーバー一覧ページを開いて、日本の国旗がついている列の項目をクリックして設定ファイルのダウンロードページに移動します
  3. OpenVpnの設定ファイルをダウンロードします
  4. そのファイルをOpenVPNで開いてセットすればOK

1. OpenVPN Cpnnectをダウンロードします

AppStoreからダウンロードして下さい。

2. 公開VPN中継サーバー一覧ページを開いて、日本の国旗がついている列の項目をクリックして設定ファイルのダウンロードページに移動

VPN Gateの中継サーバー一覧ページを開いて下さい。

この時点ではタイからのアクセスになっています。

それで、日本の国旗の列がいくつかあるので、「日本の国旗の列」の「OpenVPN」の設定ファイルをクリックしてダウンロードページへ移動します。


3. OpenVPNの設定ファイルをダウンロードします

設定ファイルのダウンロードページから設定ファイルをダウンロードします。どれでもOKです。


次に、設定ファイルをOpenVPNで開きます。


4. OpenVPNのアプリで設定をセットします

上記で「"OpenVPN"で開く」をクリックすると下記の画面に遷移するので「+」ボタンを押して下さい。


そして、上記のキャプチャで"Disconnected"の下にあるボタンをクリックして下さい。

下記のように、接続待ち状態になります。


上記の赤枠で囲んだ部分のステータスは下記のように変化します。
  • Disconnected:未接続
  • Waiting for server:サーバーの応答待ち
  • Pulling settings from server:サーバーから設定を取得中
  • Connected:接続済み
もし、「Waiting for server」の設定が長時間続く場合は、その設定ファイルではVPN接続できない可能性が高いので手順2.の最初に戻って、日本国旗のある別の列の設定ファイルをダウンロードして下さい

下記のようにステータスが「Connected」になって、VPNマークが上に出ればOKです。


この状態でVPN Gateのトップページにアクセスしてみると”日本”からの接続に変わっていることがわかると思います。



これでもう日本にいるのと同じ状態を仮想的に設定できたことになります。

2回目以降接続する場合は、"設定"から"VPN"で設定をオンにすれば簡単に接続できます。


設定を選んで、"状況"のところをオンにするだけです。


下記が接続に成功した画面です。



接続がうまくいかない場合は、その設定ではOpenVPN接続できない可能性が高いので既にダウンロードずみのファイルがある場合は、他の設定で試すか、手順2.の最初に戻って、日本国旗のある別の列の設定ファイルをダウンロードして下さい

L2TP/IPsec VPNの設定方法

今回この記事を書いていて、知ったんですがOpenVPNよりL2TP/IPsec VPNの接続の方が高速なんですね!

ということで、L2TP/IPsec VPNの設定方法も紹介します。

こちらはアプリは使わず、先ほどの"設定"のVPN設定から設定します。


一番下の"VPN構成を追加..."をクリックします。


まずタイプをクリックして下さい。


L2TPを選んで、上の"構成を追加"を押して戻ります。



次に、VPN Gateの中継サーバー一覧ページを開いて下さい。

で、L2TP/IPsecのところにチェックが入っている日本の国旗の列のIPアドレスをメモって下さい。下記の例では"210.140.10.86"です。


そして、設定画面に戻って、下記の通り入力して下さい。アカウント、パスワード、シークレットは全て小文字で"vpn"でOKです。


これで完了を押して、作成したVPN1という名前の設定を選択し、"状況"のところをオンにすれば接続が完了します。



状況のところが"接続しています..."のまま、変わらなかったり、接続に失敗する場合も多々あります。その場合はVPN Gateの中継サーバー一覧ページに戻って、別の日本の国旗の列を選んで違うIPアドレスを入力して下さい。(この方法はL2TP/IPsec VPNにチェックが入っている列のみ有効です。)

VPN速度比較(OpenVPNとL2TP/IPsec VPN)

実際に、VPN GateのページにはOpenVPNは遅くてL2TP/IPsec VPNは高速との記述があったので比較してみました。

引用:http://www.vpngate.net/ja/howto_ios.aspx


まずは、VPN接続していない状態でネットの通信速度を測定します。

VPN接続なし



ダウンロード 144Mbpsでアップロード76.1Mbpsです。ネット環境の悪いバンコクではかなり高速の部類にはr数値を叩き出しました。

OpenVPN接続


ダウンロード 7.97Mbpsでアップロード17.9Mbpsです。かなり遅くなりましたね、、でも動画見たりできる十分な速度です。

L2TP/IPsec接続




ダウンロード 0.58Mbpsでアップロード0.12Mbpsです。劇遅ですね、、これじゃあ使い物になりません。。

今回の比較では「VPN接続なし>>OpenVPN>>L2TP/IPsec」となりましたが、VPN接続に関しては、接続するサーバーの状況によって大幅に変わると思いますのでどちらが高速かは一概に言えないと思います。

VPN接続のデメリット

デメリットの一つ目は、通信速度が遅いことです。。

動画を見たい場合やダウンロードしたい場合は通信速度が重要になりますが、この点は避けられないです。

さらに通信環境の悪い国ではなおさらです。。

なので、少しでも通信環境の良い場所でVPN接続することをオススメします。結局大元のインターネット接続が遅いと、VPN接続もさらに遅くなってしまいます。

あとは、セキュリティ的にも危険性があるということです。私はその分野にそこまで詳しくないので語れませんが、セキュリティ面で気になる場合はご使用を控えた方がいいかもしれませんね。

私は以前、日本のネットショッピングの決済画面で弾かれてしまいVPNを使って決済しましたが、そういった使い方はやめておいた方がよさそうですね。

あと、ロシアなど一部の国ではVPNの接続を法律で禁止いている国もあるようなので気をつけて下さい。

VPNのデメリットとしては、
  • 通信速度が遅くなる
  • セキュリティー面で不安がある
  • 法律で禁止されている国がある
ということなので、この記事を読んでVPNを試そうと思われた方も上記のデメリットを理解した上でご利用ください。

VPN接続でDAZNでF1を見てみた

私はいつもバンコクからVPN接続経由でDAZNでF1を観ています。

iPadかiPhoneでVPN接続してDAZNアプリを開き、Apple TVでTVに接続性して観戦していますが、快適そのものです。

今の自宅のインターネット回線がバンコクではかなり高速な部類に入るので、高品質で非常に綺麗に見えます。



このレベルで見えれば全く問題なくストレスもありません。ただ、たまに画面が止まったりするのはネットの通信環境次第の部分があるのでしょうがないですね。。。(以前は、通信速度が遅かったので、結構頻繁に止まったり画質が悪くなってストレスがありました。)

VPN接続エラーでAmazonプライムビデオが見れない場合の対処法

最近、AmazonプライムビデオでVPN接続の場合にエラーが出ることがあるようです。

「サービスエリアに関する制限」
お使いのデバイスのインターネット接続にVPNが使用されているため、ビデオにアクセスできません。設定>一般>VPNの順にタップし、VPNアプリまたは認識できないアプリを見つけ、VPNを無効にするか、接続を切断してください。

この場合でも焦らなくて大丈夫です。VPN接続そのものが禁止されている訳ではなく、おそらく特定のIPアドレスからの接続に制限が設けられていると思われます。

そのため、別の設定(OpenVPNの場合は別の設定ファイル、L2TP/IPsecの場合は別のIPアドレス)でVPN接続すれば問題なく、ダウンロードできるようになりました

一部、VPN接続が禁止されていると言われている他のサービス(Huluなど)も同様に回避できるかと思います。

要は、接続の多い特定の業者のIPアドレスに制限がかかっているだけなので、VPN接続全てを禁止ている訳ではないといことだと私は理解しています。

VPN経由で海外から日本専用のコンテンツをみる方法まとめ

海外で日本専用コンテンツを見る方法わかりましたか?

設定自体は簡単かと思いますが、デメリットにも書いたようにVPN経由になると通信速度が遅くなります。

なので、どうしてもリアルタイムで見たいコンテンツ(Jリーグの試合やF1など)は、最悪思い通りに見えない可能性があることは覚悟しておいた方がいいと思います。

例えば、Amazonプライムビデオの場合は、通信速度が遅くても夜のうちに少しづつダウンロードしておけば快適に観ることができるので、工夫して楽しむようにしてください。

とはいえ、セキュリティー面の不安法律で禁止されている国があるので自己責任で行うようにしてください。


海外在住者向けお得情報


VPN接続は旅行者にもオススメですが、一番オススメしたいのは海外に在住している日本人です。

そんな海外在住者にオススメの情報は他にもあるので紹介したいと思います。

そもそもなぜ、私は海外に住みながらなぜAmazonプライムを契約しているのでしょうか?

それは、VPN接続でプライムビデオが楽しめるという理由もありますが、一時帰国の際に即日や翌日配送してもらえるAmazonプライムを活用しているからです。

例えば、出張で一時帰国する際にホテルやコンビニに送ることで荷物を受け取ることができます。

海外在住者必見!一時帰国時のネット通販の有効的な活用法を紹介します。

海外に住んでいると日本のネット通販環境のすごさに改めて気付かされます。なんでもネットで買うことができて、当日や翌日に確実に届けてくれるサービスは物流が発達している日本だからなせるワザだと思います。 タイ在住の私にとって、出張などで一時帰国した時の買い出しは、中国人並みの爆買いです(笑) ...

本当に便利な時代になりましたね!そして日本のネットショッピング凄すぎます!!なんでも買えて、即日配送してもらえるなんて・・・

他にも海外在住者ならではの特典があります!!

なんと、日本の一時帰国の際は海外で使用するものに限り訪日外国人同様に免税制度を利用できます。(残念ながらアマゾンなどのネット通販は対応していませんのでご注意ください。)

しかも日本の免税制度はかなり利用者側に立って作られていて、煩わしい手続きが不要なので非常に便利です。

最近では、旅行やブログ用に使っているソニーのデジカメRX100M3を免税で購入しました。

海外在住日本人も使える日本の免税システムの仕組みを実践例を交えて紹介します

最近街中で「 Tax Free」や「 免税 」という言葉をよく見かけるかと思います。これは外国人観光客に向けて提供されているサービスで、物品の最終消費地が日本ではないため、「消費税を免除しますよ」というサービスです。 お店が割引をしているわけではなく、所定の手続きをすることで政府が税金を免除してくれるサービスです。 ...
せっかく海外に住んでいるならこの制度は活用しないと勿体無いですよね。実際にいつもこのブログを書いているMacBookProはこの制度を利用して購入しました。

Apple製品は中々安く買えないので、非常に助かる制度です。

海外在住者必見 Apple製品を安く買う方法をMacBook Proの購入実践例を元に紹介します。

私は陸マイラーでもあるんですが、以前はデジタル家電オタクでもあり、最新家電が大好きで安く買う方法を色々と考えていました。(陸マイラー歴は15年以上、家電オタク歴は10年くらいでしょうか、といっても最近は家電はほとんど買ってません。) 本日はApple製品を安く購入する方法をMacBook Proの購入例を元に紹介します。 ...


今回はVPN以外にも海外在住者のお得情報をまとめさせてもらいました。今後も海外在住者にお得な情報があれば積極的に発信していきたいと思います。



0 件のコメント :

コメントを投稿