【EMS実践例】バンコクPM2.5問題で品薄のマスクを買うなら日本からEMSで送った方が安くて早いかも・・・





学校が休校になったり、いよいよ深刻さが増して来たバンコクの大気汚染PM2.5問題ですが、マスクの品切れが続出したり、以前、このブログで紹介した空気清浄機も品切れが続出して、手に入らない状態とか・・・


最近、ちょこちょこPM2.5対応のマスクを売っているのを見かけますが、性能を偽った偽物もあるとか。。。

そしてマスクは売っていたとしても、1個30バーツとか100バーツとか結構いいお値段します。

であれば、いっそ日本から輸入した方が安いし早いし確実なのでは?という提案です。


【バンコクPM2.5対策】品薄のマスクを買うなら日本からEMSで送った方が安くて早いかも・・・


最近、私の周りでも喉の不調を訴えている人が多いです。実際に私もあまり喉と鼻の調子がよくないで、マスクをして出歩くようにしています。

バンコクのPM2.5問題

今、バンコクで話題になっているPM2.5の問題ですが、昨年の同じ時期から注目していて、ブログに経過を残しているので、下記の記事をご参照ください。

【緊急レポート】バンコクの大気汚染 PM2.5について(2019年1月時点)

マイルやクレジットカード、JGCやSFCなどの情報を発信していくRIMOWA大好きバンコク在住サラリーマンのブログ
バンコクでは学校が休校になったりと深刻度が増してきていますが、タイ政府は水を撒くくらいしか対策のできない悲惨な状態ですので、自己防衛が一番重要です。

マスクが品薄状態

バンコク市内でPM2.5対応のマスクの品薄状態が続いています。

とは言え、最近はちょこちょこ売っているのを見かけるようになって来ました。

ただ、中には性能を偽って販売しているマスクもあるんだとか。。。(タイ人の方から聞きました。)

そして、タイで売っているPM2.5対策マスクって、結構ゴツいのが多く、ちょっとつけるのをはばかられるようなデザインでもあります。

私は、幸い昨年のPM2.5が問題になった時期に、日本からマスクを持って来てもらったり、自分で日本に一時帰国した際に買って来たので、それなりに持っていました。

でも、子供の分を中心に買ってあったので自分の分の残りが少なくなって来ました。

PM2.5対策でオススメのマスク

私が使っているのは「三次元高密着マスク」です。


女性用サイズと普通サイズの両方を家族で使っています。

このマスクの気に入っている点は、N95のフィルターを採用しているのでしっかりと厚みがあり、安心感があります。

そして、サイドにも下にもカバーが付いていて隙間をしっかりとカバーしてくれる構造になっています。


日本のネット通販の場合はアマゾンなどで気軽に購入できます。(最新のものは私が持っているものより少し改良されてパッケージも少し変わっています。)


価格も10個セットなどを購入すると1枚五十円程度になります。

でも、タイにいると、アマゾンで購入しても日用品はダイレクトにタイには送ってもらえません。。(実は、本など一部の商品は日本のアマゾンも海外発送に対応しています。)

タイに発送

例えば、日本からの出張者や友達が来る場合は、お願いすれば持って来てもらえますよね。

でも、そういう機会がない場合はどうするか、

例えば、
  • 日本にいる家族や友達に送ってもらう
  • 転送サービスを使う
という選択肢があります。

マスクって軽いですよね?

EMSって重量で送料が決まるので軽いものであれば送料が結構安いんです。

EMSでタイまでの発送料金・日数

EMSは国際スピード郵便で郵便局のサービスです。

タイまでの送料は下記の通りです。(2.0kgまでの料金を抜き出していますが、実際には30kgまでEMSで送ることができます。)


例えば500gまでの場合は1,400円です。1.0kgだったとしたら2,100円です。

タイで探し回る手間を考えたら安いもんですよね。

そして、EMSの日本からタイまでの日数や目安で3日となっています。

東京→日本(500g)での検索結果

意外に便利なEMS

今回、実際に大人用のマスクがなくなって来たので、日本にいる家族にEMSで送ってもらうことにしました。

商品はアマゾンで購入して、日本の家族の自宅に送り、そこから郵便局で発送してもらいます。

でも、日本で住んでいる英語のわからない、家族に海外の住所の書き方とかお願いすのも気が引けますよね。

例えば、EMSのこちらのページに、宛名の書き方などが紹介されています。


でも煩わしいことには代わりはありません。

でも、タイにいながらにして、こちらで宛名を準備して、発送をお願いする人に渡す方法が二つあります。

1つ目は、「EMSラベル印字ネット受付サービス」の利用です。


郵便局のページで国際郵便マイページサービスに登録すると利用できます。

記入作業軽減のため、EMSラベルのご依頼主、お届け先欄を印字するサービス

つまり、自分でラベルを準備して、郵便局から送ってもらう人の自宅にラベルを送ってもらうサービスです。

ただし、ネット上で登録をしてから実際に届くまで5営業日前後かかり、使い勝手の悪さが否めません。

そして、宛名以外の内容物のリストもこのサービスでは準備できず、郵便局で書いてもらう必要があります。

でも、次に紹介する「国際郵便マイページサービス for ゆうプリタッチ」はそれらの不満点を解決してくれます。


このサービスではスマホを使って、郵便局に設置されている専用プリンタ「ゆうプリタッチ」で国際郵便のラベルや書類を印刷して、窓口で発送することができるサービスです。

こちらは宛名の印字はもちろん、必要書類の入力も可能です。

例えば、EMS(物品)を選択すると、


内容品の品名や重量、単価・個数を入力して送付時に必要な書類の情報をあらかじめ入力しておくことができます。


最終的にはゆうプリタッチにかざすQRコードになるのですが、そのQRコードにアクセスするためのURLを送付するメールアドレスを最後の画面で選択することになるので、その際に家族や友人などEMSを発送してもらう人に遅ればOKです。

一旦自分に送付しておいて、後でLINEなどでQRコードもしくはURLを別途、発送してもらう人に連絡してもいいと思います。

注意点はゆうプリタッチ設置の郵便局が限られている点です、ゆうプリタッチが設置されている郵便局はこちらをご参照ください。

ゆうプリタッチ

EMS利用時の注意点

EMSで送付すると大抵、税関でひっかることが多いです。

タイの税関は結構悪名高く、なんとか課税してやろうとしています。

以前、私もカメラの機材を日本から転送サービスを使って、発送したのですが、難癖をつけて来て少しでも多く税金を取ろうとして来ます。

そして、その時はあとで気づいたのですが、日本円からの換算レートがかなりぼったくられていました・・・

ちなみにJETROのページによれば、タイの場合は、少額免税制度で1,500バーツ以下の場合は関税が免除されるそうです。


荷物を送るときはこの点に注意しましょう。

あと、安い金額のものでも大量に送ると、輸入して販売するのではないかと、疑われ厄介なことになる可能性もあります。

そのため、効果があるかどうかはわかりませんが、私は英語で手紙を入れてとお願いしました。

例えば、

「空気が悪いから心配しています。このマスクを使って健康に気をつけてくださいね!」

的なメッセージを英語で適当に考えて、家族に伝えて手紙を同封してもらうことにしました。(効果があるかどうかはわかりませんが・・・)

もし、関税で止められると、指定の郵便局まで関税を支払うために行かないと行けなくなったりしますのでご注意ください。(郵便局の場所はまちまちだそうですが、以前はドンムアン空港近くの郵便局まで行って来ました。。)

私も今、家族にお願いして実際にEMSでマスクを発送してもらっているところなので、また経過を紹介したいと思います。

転送サービスの利用

そして、日本にいる人にお願いできない場合は、転送サービスを利用するのがいいと思います。

転送手数料は重量に連動している場合が多く、軽いものの場合は大抵500円前後という会社が多いです。

例えば500gの荷物を送る場合は、EMSの送料と転送手数料で2,000円前後が相場かと思います。

転送サービスは過去に一回しか使ったことがないので、どこの会社がオススメかについての紹介は控えさせてもらいます。

転送サービスは、転送サービスの運営会社が保有している、日本国内の住所を割り当ててもらって、通販で購入する際に品物をその住所宛に送り、それを海外の自宅まで転送してもらうサービスです。

転送サービスの相場感は上述の通りですが、他にも注意しておくべき点があります。

例えば、アマゾンで発送した場合、二種類のマスクを買ったとしても二つのダンボールで届く場合があります。

その場合、そのままだと、二個口として発送されてしまい、送料も手数料も二倍かかってしまいます。

そんなとき、オプションサービスで「おまとめオプション」という、転送会社側で荷物を開けてもらって、一個にまとめてくれるサービスがあります。

このオプションは有料だったり、無料の場合もあったりマチマチなので、料金比較される場合は、こういったオプションサービスも含めて比較してください。

EMSで送ってもらった結果


EMSでの発送をブログで紹介するに当たってアマゾンでマスクを購入して、日本の家族の自宅に送り、EMSで送ってもらいました。

実際に郵便局から発送してもらったのが、2/1でバンコクの自宅には2/4に到着しました。

今回、中身の金額が5,000円以下だったこともあってか税関で止められることなくスムーズに来ました。

税関で止められてしまうと、関税とVATを支払いに指定の郵便局まで行く必要があり、さらには、関税の支払い通知のハガキが届くまでの日数も余分にかかってしまいます。


これで、大量のマスクをゲットすることができました。

ここ数日は落ち着いて来ているので、このまま使う機会が減って行くことを祈るばかりですが、念のためストックがあると安心できますよね!

空気清浄機も転送サービスを利用?!

実は、マスクだけでなく空気清浄機も日本で購入して、バンコクにEMSで送ることを考えました。

でも、下記の点で見送りました。
  • 重くなると送料が高くなること
  • 確実に関税がかかること
  • 電圧がタイでも使えるかどうか確証がないこと
で、結局はタイでダイソンの空気清浄機を購入しました。

【PM2.5対策】ダイソンの空気清浄機「Dyson Pure Cool」 DP04/TP04徹底レビュー

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私が購入したDP04でも、タイで購入すると2万バーツと結構いいお値段します。

一方、輸入をしようかどうか迷ったのが、型落ちのダイソンの空気清浄機です。

最新機種はDP04/TP04ですが、一個前のモデルTP03が日本では今安く購入できます。

TP04をタイで買うと定価の10%引きでも26,000バーツ(約9万円弱)します。

でも、上記の楽天のお店では36,800円で売っています。

ざっくり、送料が1万円、関税が1万円かかったとしても6万円以下で購入できますよね。

なので、タイで買うことを考えるとお得感もあり、在庫もあるので確実に手に入ります。

タイで購入したダイソンのACアダプターの電圧は100V-240Vとなっていたので、おそらく日本の製品も同じはずですが、そこに関しての確証がなかったのと、私の場合はたまたまお店で在庫を見つけたのでタイで購入しました。

まあ、電圧に関していえば最悪は変圧器をかまして使うことも可能とは思います。

まとめ

タイの場合は関税の関係が結構面倒なので、EMSは敬遠してきましたが、金額だけを見れば荷物の重量が軽いものであれば、送料はそれほど高くありません。


紹介する以上、自分が経験してみないとオススメできないので、実際に試してみてちょっと日数は掛かりましたが、無事に到着しました。

EMS税関で止まると厄介ですが、そのまま通過できると結構便利ですね!


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