100Eバスが安くて便利!ブタペスト空港と市内の移動手段を徹底解説します。





ハンガリーの首都ブダペストに行ってきました。



ブダペストは本当に美しい街でまた必ず再訪したいと思える都市でした。

そんなブダペストですが、空港と市内間のアクセスが不便なのが唯一の不満です。

今回はその空港と市内の移動を迷うことなく行えるように、リスト・フェレンツ国際空港と市内の移動手段について詳細を紹介します。


100Eエアポートシャトルバスが安くて便利!ブタペスト空港と市内の移動手段を徹底解説します!!



旅行の時に一番最初に気になるのが空港と市内の移動です。今回は、ブダペスト空港からは100Eという直通バスが安くて便利でした。それ以外の交通手段も含め空港から市内の移動手段について紹介したいと思います!

リスト・フェレンツ国際空港

ハンガリーの首都ブダペストの空港はリスト・フェレンツ国際空港と言います。

市内と空港は25kmくらいとそれほど離れているわけではありませんが直通のバスがなく、旅行者にとってはちょっと不便なのが玉に瑕です。

ただし、2017年に誕生した100Eというエアポートシャトルバスを利用すれば市内までノンストップで移動できます。

空港-市内間の移動手段

リスト・フェレンツ国際空港と市内間の移動手段は下記が考えられます。
  • タクシー&Taxify
  • 混載のエアポートシャトル
  • 路線バス200E+地下鉄M3
  • 100Eエアポートシャトルバス
オススメは最後の100Eエアポートシャトルバスですが、各移動手段について順番にまとめたいと思います。

タクシー&Taxifyについて(楽だけど、高い・・・)

空港にも市内にも、黄色タクシーが多く待機しており、比較的容易にタクシーは見つけやすいです。

空港のタクシー乗り場

市内の至る所で黄色タクシーを見かけます
メリットとしてはドアツードアでホテルまで送迎してくれるので一番楽ですが、一方で、一番のネックは価格で3,000円から5,000円ほど必要です。

また、初めての土地でタクシーの場合はぼったくりも警戒する必要があります。

ぼったくりに関してはTaxifyというUberやGrabのようなタクシー配車アプリを使うことで防げるので、とにかく楽に移動したい!という場合は、「Taxify」がオススメです。

市内から空港までを検索した例

Taxifyについては、下記の記事をご参照ください。

混載のエアポートシャトル(タクシーより安い!)

混載のエアポートシャトルがあります。空港から市内からの両方に対応してもらえます。

空港からの場合はバゲージクレームの所に「miniBUD」という会社のカウンターがあります。

また、空港のタクシー乗り場とバス乗り場の間くらいに乗り場がありました。


混載シャトルなので、他の乗客との混載になり、何番目にホテルに送迎されるかは運次第になります。

価格については、7ユーロ/人からとありますが、1人で申し込んだ場合は、例えば空港から市内の「Hilton Budapest」までは19.5ユーロ(5,460フォリント)と出ていました。


同時に申し込む人数(自分たちの人数)が多いほど、一人当たりの料金が下がる仕組みのようですが、自分たち以外の乗客も乗り込みます。

路線バス200E+地下鉄M3(とにかく安く!乗り放題チケットで利用可能!)

次は、200Eという路線バスと地下鉄の組合せです。

200Eのバスが各駅停車な上に終着駅が市内から遠く、そこからさらにM3の地下鉄で30分ほど市内中心部まで移動する必要があるのであまりお勧めできない方法です。

地下鉄側の駅はM3の南側の終着駅「Kőbánya–Kispest(クーバーニャ キシュペシュト駅)」になります。

ただし、ブダベスト観光の際に重宝する地下鉄やトラム、バスに乗り放題のチケットを購入した場合は、200Eバスにも地下鉄M3にも追加費用なしで乗れるので最安の方法になります。

空港からの200Eバス乗り場はこの後に紹介する100Eバス乗り場と同じで、そこに券売機があるのでチケットの購入が可能です。


ちなみに地下鉄M3号線は改装工事中(2020年までの予定)のため、一部区間や時間帯によってはバス輸送になるのでご注意ください。

100Eエアポートシャトルバス(オススメ!)


実際に私が利用したのが100Eエアポートシャトルバスです。

市内と空港をノンストップで繋いでいます。

運行時間

所要時間は約30分でした。

空港から市内:
早朝5:00〜1:20まで20分ごと

市内から空港(始発のDeák Ferenc térの時間):
早朝3:40〜0:40まで20分ごと

料金

100Eバスの料金は900フォリント(約360円)です。

200Eとは違い24時間乗り放題チケットでは乗ることができません。

チケットの購入方法

地下鉄やトラムの券売機で購入できます。クレジットカードも利用可能です。

↓は空港のバス乗り場にあるチケット券売機です。


タッチパネルになっているので左下の「Airport shuttle bus single ticket」をタッチします。


次に片道か往復を選択します。


次に枚数を選択します。


支払い方法を選択して、あとは支払いです。


バス乗り場(空港)

空港側は先ほどの200Eと同じバス乗り場です。

空港のバス乗り場は、バゲージクレームを出てすぐ近くの出口から出るとあります。


ブダペスト空港は、ターミナルが2つありますがバス停はちょうど真ん中にあります。


バス乗り場(市内)

市内側は二箇所あります。

二箇所とも地下鉄の駅の近くですが、両方とも地下鉄M3号線の駅で、二駅しか離れていません。

「Deák Ferenc tér」と「Kálvin tér」という駅です。


「Deák Ferenc tér」の方が始発なので、こちらで乗るのが座れる確率が上がるのでいいと思います。

Deák Ferenc térの乗り場
Deák Ferenc térの100Eバスの乗り場は、下記の場所で地下鉄の駅から近いのでスーツケースを持って地下鉄から移動してもそれほど苦にならないと思います。


また、事前にネットで調べた時は混雑していてかなり辛かったと話がありますしたが、私が乗った時は座れませんでしたが混雑はしていなかったので、全然問題なかったです。


もしかすると、バスが長くなったので混雑が解消したとか、もしくは曜日や時間帯によるのかもしれません。私が乗ったのは日曜日の昼間でした。

20分おきに出ているので時間に余裕があれば一本遅らせるのもありです。

こちらが空港側の降車場所です。


出発カウンターのある階で降ろしてもらえます。

ブタペスト空港と市内の移動手段まとめ

私は100Eバスを利用しました。市内の路線バスと100Eバスを乗り継いで空港まで行きましたがそれほど苦にならなかったです。

できるだけ楽に移動したいという場合はタクシー配車アプリの「Taxify」が便利だと思います。

その次が、混載シャトルバスでしょうか。

200Eバスはとにかく安く!ということでなければ選ぶ必要はないかと思います。


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