絶景!赤い蓮の花の海「タレーブアデーン(ノンハン湖)」を満喫するための情報を紹介します!!





昨年のシーズン時期に、まさに期間限定のインスタ映えスポット「タレーブアデーン」に行ってきました!


場所は、バンコクから飛行機で約1時間のラオスとの国境にほど近いウドンタニ、さらにそこからさらに車で1時間の場所にあります。

バンコクからのアクセスが良くないのに加えて、時期も毎年12月頃から2月頃と限られており、なかなか行く機会がないですが、タイミングよく行くことができました!

アクセスの方法や行き方、ボートに関する情報、そして駐車場の情報など、タレーブアデーンを攻略するための情報を徹底的に紹介したいと思います。

今回はレンタカーで行ってきたのでウドンタニでレンタカーを借りる方法も併せて紹介します。

赤い蓮の花の海「タレーブアデーン(ノンハン湖)」を満喫するための情報を紹介します!!


ちょっと前ですが、2月の上旬に行ってきました!その写真いつ見るの?っていうくらい、夢中で写真を撮りまくりました(笑)でも、ぶっちゃけまたいく?って言われると、一回で十分かなと思ったのも事実w

赤い蓮の花の海「タレーブアデーン」

タレーブアデーンとはタイ語で、
  • タレー(海)
  • ブア(蓮)
  • デーン(赤)
という意味で、まさに単語を組み合わせてタイ語になる象徴のような言葉だと思います。

その名の通り、赤い蓮の花が湖一面に広がっています!

見所はいつ?

見頃は毎年12月〜2月頃の乾季の時期です

この時になると、湖に咲く蓮の花が見頃になり多くの観光客でごった返しています。

しかも、蓮の花が咲くのは午前中のみということで朝早くから多くの観光客が訪れています。

ベストは1月中旬から1月後半にかけての時期くらいでしょうか?

年によっても違うようなので1月中旬頃に計画すればベストかと思います。

私たちが行った2月上旬でも十分に楽しめました。

タレーブアデーンの場所

タレーブアデーンは、バンコクから飛行機で約1時間、ラオスにほど近いウドンタニという街の外れ、南東方向に車で1時間弱ほどのノンハン湖という場所にあります。


ノンハン湖まで行って、蓮の花を見るためのボートがあるので、それに乗って湖を20分ほど進みます。

上記の地図のピンの場所を目指してもらえれば、そこにボート乗り場があります。

逆にウドンタニを北上すると、ノンカーイというラオスとの国境の街があります。

ウドンタニで蓮の花をみてから、北上してノンカーイからラオスのビエンチャンにバスで移動するというのもなかなか面白いかと思います。

タレーブアデーン(ノンハン湖)へのアクセス

タレーブアデーンを見るために一番手っ取り早いのが、ウドンタニからの日帰りツアーに申し込む方法です。

ホテルや市内のツアー会社で申し込めるようです。

往復の送迎&ボート代込みで500バーツくらいが相場のようです。

ただ、ツアーで行った友人曰く、湖のボートが乗合だったため、座る場所によっては景色が悪くてイマイチだった、という話を聞いたのでツアーを申し込む際には、ボートを自分達だけの貸切にできないか確認するのもありだと思います。(ボート代は後述しますが、小さいのが150バーツ/隻、大きいのが500バーツ/隻 )

私たちはウドンタニ空港でレンタカーを借りて行ってきました。

というのも、レンタカーを24時間借りてもたった3,500円(保険込み)くらい。。ウドンタニはそんなに渋滞もなく運転もしやすかったです。

最低限の保険だけなら約700バーツで2,500円以下という格安です。

空港から市内のホテルへの移動だけで数百バーツかかることを考えたら安いもんですよね。

とはいえ、タイと日本の交通マナーは全然違いますので、慣れていない方が運転するのは田舎とはいえ危険かもしれません。

というのも、タイは交通事故死が世界ワースト一位とも言われています。実は、バンコク市内では渋滞のためスピードが出せないため、死亡事故はまれですが、スピードの出せる田舎で多く発生しているということは、レンタカーを借りる際はお忘れないように!

ウドンタニ空港でレンタカー

まずは、ウドンタニ空港でレンタカーを借りるところから紹介します。

私は事前にレンタカー料金を各社比較してネットで予約しておきました。

空港で預入荷物をピックアップして、制限エリア内から出たすぐのところにレンタカーカウンターが軒を並べています。

上の写真のところが制限エリア内の出口

レンタカー会社がいくつかあります

今回借りたのは「Sixt」というレンタカー会社です。

一番安かったし、Sixtは大手の会社だし、大丈夫だろうということで選びました。


空港内にカウンターがあったレンタカー会社は下記の6つです。
  • Sixt
  • ThaiRent a car
  • Chic Car Rent
  • Budget
  • Hertz
  • Avis
カウンターで手続きを済ませると、そのまま駐車場に案内されて、あっさりと引き渡し完了です。今回は保険をいっぱいつけたこともあってか、一切確認作業等ありませんでしたw

一応、念のため怪しいところは写真で記録しておきました。

こちらが今回借りたレンタカーです。トヨタのYarisという車種で日本名はヴィッツです。


ウドンタニ空港から市内へのその他の移動手段

レンタカー以外の移動手段としては、Grab、乗合バス、リムジンタクシーがあります。

Grabはウドンタニでも健在で空港から市内の空港まで160バーツ程度でした。

Grabについては下記の記事をご参照下さい。

東南アジア旅行で大活躍 Grab Taxiの登録方法・使い方を徹底解説

乗合バスとリムジンタクシーは、制限エリアを出たすぐのところにカウンターがあり、

  • 乗合バス:市内まで80バーツ 
  • リムジンタクシー:市内まで200バーツ

となっていました。


レンタカー以外の場合は、コスパと利便性を考えればGrabが良さそうですね!

レンタカーの返却(空港そばにガソリンスタンド有り)

最後にレンタカーを返すときは満タン返しが基本ですが、空港の入り口のすぐ出たところに新しいガソリンスタンド(PTT)があるので、そこで満タンにして返しました。


油種はいくつか種類があるので、レンタカーを借りるときにしっかり確認しておいて下さい。

タイの場合は、通常のハイオク相当のガソリンとエタノールを配合したガソリンが有ります。

油種説明
ベンジン95ハイオクガソリン相当
ベンジン91レギュラーガソリン相当
ガソホール95ベンジン95に10%のエタノールを混合 
ガソホール91ベンジン91に10%のエタノールを混合 
E20ベンジン91に20%のエタノールを混合
E85 ベンジン91に85%のエタノールを混合

価格は、表の上のほうが高くて、下の方が安くなりますが、一般的にはベンジン91が多いと思います。

今回借りたYarisも91でした。(タイ語だと「ガオ・ヌン」というと通じます。)

いざタレーブアデーンへ向けて市内から移動!

前置きが長くなりましたが、早朝にいよいよノンハン湖に向けて出発します。

ウドンタニ市内からノンハン湖のボート乗り場までの所要時間

ウドンタニ市内のホテルを出発したのが6時半で7時15分ほどに湖の駐車場に到着したので約45分の道のりでした。

本当はもう少し早く出て、朝日を湖の上で見たかったのですが子連れ旅行では思い通り行かないですよねw

途中朝日が登り始めました。



ウドンタニ市内からは国道二号線を南下して行きます。

国道から側道に入る際にもしっかりと看板が出ていたので見逃さないようにして下さい。


途中にも看板が出ているのでそれを目印に進んでいけばそれほど迷うことなく到着します。


私は最後に右折するところで行きすぎて直ぐにUターンして戻りましたが・・・

駐車場について

タレーブアデーンのあるノンハン湖には、駐車場の料金は40バーツ掛かりますが、スペースはたっぷりとあるのでレンタカーで行っても駐車場所を心配する必要はありません。



駐車場にはトイレもあるので、ここで済ませておきましょう。


帰ってきたときには駐車場の車も増えていました。


タレーブアデーンのボートについて(料金など)

駐車場から湖の方に歩いていくと、ボートのチケット売り場があります。


ボートは貸切で、大きい方が500バーツ小さいボートが150バーツ です。


小さい方のボートはインスタ映えするということで、大人気らしく私たちが行ったときは50分待ちという放送がタイ語で流れていて、チケット売り場でも大きい方しかないよ!と言われました。

小さいボートで、傘をさして船の先っちょでインスタ映え写真を撮るのがタイ人の間で流行っているみたいですw

せっかくなら小さいボートもよかったですが、子供も小さいので大きい方が安定感があってよかったかなと思います。

そして、チケットを購入するとそのまま、ボート乗り場へ向かいます。


このとき、カメラを持ったお兄さんが近づいてきて、パシャっと写真を撮られました。この写真は帰ってきたら販売しているので購入することができます。

こちらが大きい方のボートです。


いよいよ出航!


出航したのが7:20頃で、タレーブアデーンのスポットに到着したのが7:45頃だったので25分かかったことになります。

出航してから到着までの25分間をOsmoPocketのタイムラプスで撮影しました↓


船頭さんにお願いすれば、いろんなところに行ってくれるので積極的にお願いした方がいいですね!何も言わなくても連れて行ってくれますが、基本的にはこちらの指示で動いてくれるので、あそこで写真を撮りたい!とかあれば、指をさしてお願いすれば色々と移動してくれます。

船が止まった場所は湖の一面が蓮の花で覆われています!


望遠レンズがあればいろんなアングルで撮影できるので望遠レンズは必須かと思います!

いや、本当に綺麗ですね!!












もちろん船頭さんにお願いすれば、自分たちの写真も快く撮ってくれるので、思い出にぜひお願いしましょう!

3軸ジンバル搭載のOsmoPocketを使ってなんちゃってドローンっぽく撮影してみました。


ちょっと、気になったのが船が蓮の花の中にじゃんじゃん入っていくので、花が痛んで行かないかちょっと心配でした。


昔に比べると、観光客も増えた反面、蓮の花の数も減ってきているようではあるので、この先ちょっと心配ですね。。

そして、蓮の花を見ながら帰路につきます。


最後にしっかりと目に焼き付けておしまいです!


合計所要時間

7:20頃に出航して、8:50頃に戻ってきたので1時間半ほど湖の上にいました。

船を降りると、最初船に乗る前に撮った写真が現像されてフレームに入れられて並べられています。

価格はわずか100バーツ !!さすがはタイ価格ですね!これが300バーツなら買わなかったと思いますが。。


せっかくの記念なので購入してきました。

帰ってきた頃にはすっかりと陽も昇っていました。


最後に、明らかにインスタ映え目的に作られたレインボーの橋で撮影して終了です。


実はバンコクの近くナコンパトムにも・・・「Red Lotus Floating Market」

今回紹介したのは、ウドンタニにあるタレーブアデーンでしたが実はバンコクの近く、ナコンパトムにも「Red Lotus Floating Market」があります。


こちらは、家族が友達と行ってきて、写真だけもらったので簡単に紹介したいと思います。

Red Lotus Floating Marketはバンコクから車で1時間半ほどの場所にあります。

しかも、ウドンタニのタレーブアデーンと違い1年中楽しめます。


そして、後発?らしく差別化も図っていてドローンで写真を撮影してくれるサービスがあります。この辺り、創意工夫してますよね!


最近、ドローンが気になって仕方のない私にはかなり魅力的です(笑)


ウドンタニのタレーブアデーンと比べると規模は劣りますが、全然楽しかったみたいなので、なかなかタレーブアデーンにいくタイミングが合わない場合は、バンコクから気軽にいけるナコンパトムの「Red Lotus Floating Market」も検討してみてください。


運が良ければ”すいとんの術”を使う忍者にも会えるかもしれませんよ(笑)

赤い蓮の花の海「タレーブアデーン(ノンハン湖)」徹底解説まとめ

湖の一面に蓮の花が咲き乱れるタレーブアデーンは圧巻でした!

これは一度は行ってよかったと思います♪

情報を整理すると、

  • 時期は毎年12月〜2月頃
  • 時間帯は午前中に蓮の花が咲く
  • ボートは小型が150バーツ、大型が500バーツ 
  • ウドンタニ市内発着の日帰りツアーの場合は、約500バーツ (往復送迎+ボート代込み)
  • ツアーの場合は、ボートが乗合になる可能性が高いので別料金を払っても別にしたほうがいいかもしれない 
  • レンタカーで行く場合はウドンタニ市内から40分から50分くらいで、道はそんなに難しくない
  • 駐車場は40バーツでスペースはタップリある(トイレもあります)
  • ボートに乗っている時間は1時間半〜2時間くらい(うち、移動時間は50分ほど)
  • 実はバンコクから車で1.5時間のナコンパトムにも「Red Lotus Floating Market」がある
  • 「Red Lotus Floating Market」はドローンで撮影してもらうことが可能

今回は自由気ままにいくためにレンタカーでの行き方を紹介しました。

しかし本文中でも書きましたが、海外でのレンタカー利用は危険も伴いますので、同じようにレンタカーで行かれる際は十分に注意してください。

そして、タレーブアデーンの今後ですが、かなり観光客が増えてきていて、相当数のボートが頻繁に行き来しており、今後もしっかりと今の状態を維持していけるか、心配な側面もあり、今後どうなるか気になるところです。

とはいえ、この周辺の人たちにとっては貴重な収入源なので、みなさん一丸となって保護に努めていくと思います。

そして、最後に紹介したナコンパトムの「Red Lotus Floating Market」であれば1年中蓮の花が見えるようなので、ウドンタニまではちょっと・・・という場合は、そちらにまず、行ってみるのがいいかもしれません。

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