日本でも人気のブランドiittalaはフィンランド・イッタラ村の小さなガラス工場で生まれました。
そのイッタラ村に行ってきましたがすごく素朴な所で、イッタラガラス工場の周辺は「LASIMAKI IITALA GLASS CAPITAL」と呼ばれていてイッタラアウトレットや美術館などがあります。
イッタラガラス工場は無料で見学ができ、美術館ではイッタラの歴史を学び、アウトレットではお得にイッタラ製品のショッピングが楽しめます。
ヘルシンキからは電車で片道1時間半かかりますが、電車一本で行けて日帰り旅行としてはちょうどよかったです。
ヘルシンキからムーミン美術館のあるタンペレに行く途中にあるので、タンペレにいくついでにイッタラ村に立ち寄るのもいいと思います。
この時はヘルシンキから日帰りで行ってきました。
イッタラ村の電車の駅はその名前のまま「iittala」です。
チケットの購入方法は下記の記事をご参照ください。
フィンランドの鉄道VRのチケットの購入方法から乗り方まで徹底解説!
見える範囲だけでも、数種類のガラス製品を作っていました。
というのも美術館の入場券の半券がアウトレットで15%割引のクーポンになるからです。(セール品は割引対象外)
と言いながら、美術館は11時オープンだったのですが10時ころについたので、結局10時からやっているアウトレットで物色してから美術館に行きました。
こちらではイッタラガラス工場の歴史が紹介されています。
イッタラガラス工場は無料で見学ができ、美術館ではイッタラの歴史を学び、アウトレットではお得にイッタラ製品のショッピングが楽しめます。
ヘルシンキからは電車で片道1時間半かかりますが、電車一本で行けて日帰り旅行としてはちょうどよかったです。
ヘルシンキからムーミン美術館のあるタンペレに行く途中にあるので、タンペレにいくついでにイッタラ村に立ち寄るのもいいと思います。
フィンランドのイッタラ村(ラシマキ)完全ガイド!イッタラガラス工場・アウトレット・美術館を満喫しよう!
家族がイッタラが大好きなのでイッタラ村訪問はマストでした。工場内部は二階のデッキ部分から製作工程をみることができます。さらに美術館の半券で、アウトレットでは割引も受けられるので、工場見学→美術館→アウトレットのルートで廻りましょう!
iittalaについて
iittalaは、日本では”イッタラ”と言われていますが、iが2つ続いておりフィンランドではイイッタラと呼びます。
イッタラのルーツは、1881年に今回紹介するイッタラ村のガラス工場が建設されたのが始まりです。
そして、今のイッタラの製品にもっとも大きな影響を与えているのが、今でも定番の商品名として残っているアルヴァ・アアルト、アイノ・アアルトおよびカイ・フランクと呼ばれるデザイナーで、彼らの信念は、デザインはすなわち思想であり、かつ誰にでも手に入るようなものにすべきだというものでした。すなわち、旧来の考えにとらわれず、美しさと機能性をすべての人のものにすることでした。
この信念をもとに今でも、イッタラの理念は、食事するとき、雰囲気を変えたいとき、また家にちょっとしたものをとっておきたいときなど、毎日の生活のどんなときにも、そこに楽しみと喜びをもたらす、美しく機能的で、丈夫な製品を提供すること、となっています。
このイッタラ製品は日本で正規品を買うと結構高いですが、今回紹介するアウトレットでは、正規品がお得に買えるほか、アウトレット品はかなりお得に購入できる掘り出し物もありました。
イッタラ村への行き方
ヘルシンキやタンペレからは電車で一本で行くことができます。ヘルシンキからは1時間40分、タンペレからは30分程度です。
この時はヘルシンキから日帰りで行ってきました。
ポイント:
- ヘルシンキからイッタラ村まではコミュータートレインで行ける!
- 料金は片道13.5ユーロ
- 所要時間は1時間40分
イッタラ村の電車の駅はその名前のまま「iittala」です。
フィンランドの鉄道VRのチケットの購入方法から乗り方まで徹底解説!
ヘルシンキ-イッタラの時刻表
電車の時刻表は変わる可能性がありますが、2019年9月の平日の時刻表は下記の通りです。(アウトレットは土日もやってますが、工場は土日お休みです。)
イッタラ-ヘルシンキの時刻表
反対のイッタラ村からヘルシンキの平日の時刻表は下記の通りです。
私たちは、7:40ヘルシンキ発に乗って行き、14:39イッタラ発に乗りました。
ヘルシンキから日帰りで、イッタラ村をゆっくり満喫するのであれば、同じ便が良いかも知れません。(滞在時間が5時間以上あるので時間を持て余すかも知れませんが・・・、我が家はアウトレットの近くにある公園で遊んだり、鬼ごっこをしてまったり過ごしました。。)
Iittala駅からイッタラガラス工場・アウトレットまでの行き方
Iittala駅からイッタラガラス工場までは徒歩で5分ほどの距離にあり、そこからイッタラアウトレットや美術館も4〜5分ほどの距離でした。
GoogleMapでは下記の通りです。
駅から工場までは看板が出ているのでほぼ迷うことはなかったです。
線路の反対側に到着するのでトンネルを通って反対側に行きます。
トンネル内の壁画もガラスの制作現場です。さすがはイッタラ村ですね!
あとは、下記に見えている黒い「LASIMAKI」という看板に従っていけば到着します。この正面の道路に出たら道路を渡って左に曲がります。
線路の反対側に到着するのでトンネルを通って反対側に行きます。
注意!イッタラ駅でのチケットの購入について
ここまでは、イッタラ村への行き方を紹介しましたが、帰りに注意が必要でした。ネットで調べた時は、駅に券売機がないので事前に購入しておきましょう、という内容があったのですが、帰りの時間を決めてなかったので、なんとかなるだろうと思い、片道の切符だけ購入して向かいました。
到着時にイッタラの駅に券売機があることを確認して、安心してイッタラ村を満喫してきました。
が、この券売機タッチパネルがずれていたり、急にフリーズしたりして使い物になりませんでした・・・、しかもこれ一台しかないw
フィンランドの鉄道は電車内ではチケットを購入できません。
乗ってすぐに車掌さんを見つけて事情を説明すればなんとかなるかも知れませんが、うまく伝えられるかどうかもわからず、心配ですよね。そんな場合はWebでも購入可能です。
チケットが購入できなくて、一瞬焦りましたが、Webで購入できてことなきを得ました。
Webでのチケットの購入方法は、先ほど紹介したこちらのページをご参照ください。
到着時にイッタラの駅に券売機があることを確認して、安心してイッタラ村を満喫してきました。
フィンランドの鉄道は電車内ではチケットを購入できません。
乗ってすぐに車掌さんを見つけて事情を説明すればなんとかなるかも知れませんが、うまく伝えられるかどうかもわからず、心配ですよね。そんな場合はWebでも購入可能です。
チケットが購入できなくて、一瞬焦りましたが、Webで購入できてことなきを得ました。
Webでのチケットの購入方法は、先ほど紹介したこちらのページをご参照ください。
Webで購入する際も、私のカードが使えなかったりと一悶着ありましたw
LASIMAKI IITALA GLASS CAPITAL(ラシマキ)の地図
イッタラガラス工場のある一帯は「LASIMAKI IITALA GLASS CAPITAL」つまりイッタラグラスの首都と呼ばれています。
上記地図の右下にイッタラガラス工場があり、アウトレットや美術館は少しだけ離れた左上の場所に集まっています。
トレイは12番のところにありますが11時営業開始でした。
イッタラガラス工場
イッタラガラス工場はバルコニー部分より無料で見学が可能です。
イッタラガラス工場の営業時間:
- 月曜日〜金曜日: 9時から20時まで(13:50 - 14:05はシフト交代のため休止)
- 土日はお休みで、祝日も営業時間が異なる場合がありますのでご注意ください。
- 最新の営業時間はこちらの公式ページからご確認ください。
こちらがイッタラガラス工場の入り口です。
この建物の二階部分のバルコニーから見学が可能です。
次々にハンドクラフト(手作業)でガラスが造られて行く行程を見ることができます。
子供は釘付けでずーーーとグラスが作られていく光景を眺めていました。この中には日本人の方もいらっしゃいました。
私たちが行ったのは8月の上旬でしたが、その少し前まではグラス制作体験という夏休みのイベントが行われていたようで、下に降りて一緒にグラス作成の体験ができるイベントをやっていたそうです。
ガイドツアーは、イッタラデザイン美術館で申し込みをしますが、ガイドツアーの料金は、10名以下のグループの場合は一律で40ユーロ、10名以上の場合は一人4ユーロだそうです。
私たちが行った時は美術館の受付が日本人女性の方で、ガイドツアーをお願いした場合は、その方が案内してくれるとおっしゃっていました。
イッタラデザイン美術館
次にアウトレットに行く前に美術館を目指します。というのも美術館の入場券の半券がアウトレットで15%割引のクーポンになるからです。(セール品は割引対象外)
と言いながら、美術館は11時オープンだったのですが10時ころについたので、結局10時からやっているアウトレットで物色してから美術館に行きました。
イッタラデザイン美術館の基本情報(営業時間・入場料)
開館時間
・9月〜3月:土・日 11時から17時
・6月〜8月:火〜日 11時から17時(月曜日お休み)
料金:4ユーロ
その他のお休みなど最新の情報はこちらの公式ページをご確認ください。
博物館には5つの異なる展示があります。そのうち、最大のものはイッタラのガラスの歴史を紹介する展示で、19世紀後半から21世紀までの国際的に高い評価を受けているガラスアートと特徴的なデザイン製品が展示されています。
美術館の次はお待ちかねのイッタラアウトレットです。
美術館のすぐ目の前にあります。
イッタラアウトレット営業時間
- 毎日 10時から18時まで
- 2019年5月16日〜8月31日は10時から20時まで
- 年末年始など特別な休日についてはこちらの公式ページをご確認ください。
定価が日本で買うより安いのはもちろん、そこから美術館の半券で15%オフに、免税手続きをすることでさらに10%ほど返ってくるので、イッタラ製品をお得に購入できます。
イッタラグループの陶器ブランドのアラビア製品も置いてあります。
ちなみに、ガラス製品はメイドインフィンランドですが、このアラビア製品は現在はメイドインタイランドになってます。(タイに住んでてフィンランドに来てメイドインタイランドの製品を買うのどうなのよ?という話を家族としましたw)
また、ここはアウトレット中にはいわゆるセカンドグレード品(アウトレット品)もあって、かなりお得なものもありました。
定番のKartioの21clとAino Aalto 22clのアウトレット品が組み合わせ自由で、8個で20ユーロでした。さらにここから免税を受けられます。
免税分が10%として差し引き18ユーロで1ユーロ120円くらいだったので2160円となり、一個あたり270円とかなり激安でした・・・
免税分が10%として差し引き18ユーロで1ユーロ120円くらいだったので2160円となり、一個あたり270円とかなり激安でした・・・
通常価格の場合は、5.15ユーロから美術館の半券で15%オフ、さらに免税分の10%で500円弱でした。日本では、一個1,200円税別だったのでかなりお得ですね。
お会計時にをパスポートを提示してタックスリファウンドの書類を準備してもらいましょう。
空港での免税手続きは下記の記事をご参照ください。
チョコレート工場営業時間
- 月曜〜土曜日:10時から17時
- 日曜日:11時から17時
- 最新の営業時間はこちらの公式ページをご確認下さい。
イッタラ関連以外にも、他にもチョコレートの匂いが店内に充満しているチョコレート工場の「Kultasuklaa」があります。
店内からチョコレートを作っている現場を見ることができて、美味しいチョコをその場で購入できます。とにかく店内はカカオの匂いがすごかったです。
フィンランドのイッタラ村でiittalaアウトレット&工場まとめ
イッタラ村にあるLASIMAKI IITALA GLASS CAPITALは、工場あり・美術館あり・アウトレットありとイッタラ好きには堪らない場所でした。
今回紹介したお店以外にも小さな雑貨屋さんもいくつかありました。
他にも小さな公園があったりして、私と子供は家族が買い物している間ずっとこちらの公園で遊んでました。
ヘルシンキから1時間40分とちょっと遠いですが、フィンランドに来たら是非イッタラの故郷も訪れてみてください♪
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