豪華客船の旅!タリンク&シリヤラインの予約方法・乗船方法を徹底解説





北欧旅行でバルト海のクルーズ船タリンク&シリヤライン(TALLINK&SILJA LINE)に乗船して来ました。


今回乗船したのは、ヘルシンキとタリンの往復とヘルシンキからストックホルムの片道の合計3区間乗船して来ました。

全て個人で手配しましたが、タリンク&シリヤラインのホームページは日本語対応なので、簡単に手続きできました。

日本語対応とはいえ、日本語に対応していないページもあるので、タリンクシリヤラインの予約方法から乗船方法まで徹底解説します!



タリンク&シリヤラインの予約方法・乗船方法を徹底解説



タリンク&シリヤラインは日本人観光客が多いのか、ホームページは日本語対応済みで、船内のアナウンスもストックホルム行きは日本語がありました。他にも、日本人のスタッフが乗船しているというような話も聞こえて来たので、日本人にはありがたいですね♪

タリンク&シリヤラインについて

タリンクは、エストニア籍の船会社で、バルト海の航海フェリーを運航しています。 

元々は、1965年にソ連がエストニアのタリンに作った船舶会社が始まり、1990年代より急成長をとげ、フィンランドの大手船会社シリヤラインを2006年に買収し、現在のタリンク&シリヤラインに改名したほか、シーウインドライン、シーレイルなども積極的に傘下に収め現在では最大手の船会社になっています。

今回利用したヘルシンキ⇆タリン間は他にもいくつかの会社が運行していますが、最大手のというこちらのタリンク&シリヤラインを選びました。

実際に乗ってみて、船も綺麗だし、船内には免税のDFSもあって空港の中にいるように錯覚する空間でした。

就航路線

タリンク・シリヤラインが就航している路線は下記の通りです。

  • ヘルシンキ ⇄ ストックホルム(船内1泊)※ 
  • トゥルク ⇄ ストックホルム(船内1泊)※ 
  • タリン ⇄ ストックホルム(船内1泊)※ 
  • リガ ⇄ ストックホルム(船内1泊) 
  • ヘルシンキ ⇄ タリン (1日最大で7便運航!片道2時間便 :6便&片道3.5時間便 :1便)


就航都市によっては、期間限定の路線もあるのでご注意ください。

このうち、今回はヘルシンキ ⇄ タリンとヘルシンキ→ストックホルムに乗船して来ました。

クラブワン会員登録

タリンク・シリヤラインにはクラブワン会員という、マイレージ会員のような制度があります。

乗船ごとにポイントがたまったり、船内で割引が受けられたり、そして何より乗船チケットが割引になるので、タリンク・シリヤラインに乗船する場合には、無料会員登録することをオススメします。

ホームページの右上のサインインをクリックして、「クラブワン会員へ加入→」をクリックしましょう。


すると、必要事項の入力画面になります。(英語ページ)


下の方にスクロールして、残りの項目を入力します。


そして一番下の規約の部分にチェックを入れて「SAVE AND JOIN」で登録完了です。

登録完了すると、ログインできるので会員割引価格で予約することができるようになります。

私は一応、プラスティックカードが欲しいにチェックを入れたら、ちゃんとはるばるバンコクまでカードが送られて来ました♪

だいたい申し込みから到着まで2週間くらいでした。


でも、しっかりと乗船するときは自宅に忘れて行っちゃったんですが・・・

チケットの予約方法

チケットの予約は公式ホームページから行いました。

日本語で予約できるので、非常に便利で簡単に予約できました。

ヘルシンキ-タリンの日帰り往復

まずは、ヘルシンキ-タリン間の予約を例に紹介します。

ホームページの予約タブから予約したい路線を選んでください。


ヘルシンキ-タリン間は、3タイプの船が就航しています。一番新しいのがメガスターです。


あとは、ページの案内に沿って、日付や人数を設定して検索するだけです。


検索結果として、時刻と料金が表示されます。


ヘルシンキ-タリン間の場合は、ここでひとつポイントがあります

タリンへはヘルシンキから日帰り旅行で行く方も多いかと思いますが、上記の上にある「日帰り往復」から予約すると、往復がかなりお得に予約できます。


通常の予約の場合は片道が35ユーロでしたが、日帰り往復の場合は往復で32ユーロになりました(笑)

つまり、片道より日帰り往復の方が安くなっちゃうんです。

これもあって、我が家はタリンは日帰り往復にすることにしました。

あとは、希望の便を選択してページ下部にあるラウンジなどのオプションサービスを選択します。


普通に過ごすだけであれば、ラウンジサービスは不要と感じました。席も結構な数があり、食べ物や飲み物も比較的良心的な価格で購入可能でした。

あとは、ページの右側に必要事項を入力して、支払いすれば完了です。



予約が完了するとメールアドレス宛にPDFが送られてくるのでそれをプリントアウトして持って行けばOKです。

スマホのアプリ上でも、チケットを表示することが可能ですが、スマホアプリはちょっと動作が不安定な部分もあったので、PDFをプリントアウトしておくか、スマホにダウンロードしておくことをオススメします。

ヘルシンキ→ストックホルム

次にヘルシンキ→ストックホルムの予約を例に紹介します。

その前に、このタリンク&シリヤラインはムーミンのオフィシャル運航船なんです。

ムーミンデザインのムーミンキャビンや、タイミングが合えばムーミンも一緒に乗船することもあります。


今回、タリンク・シリヤライン にした最大の理由は、このムーミンキャビンとムーミンも一緒に乗船するというのが大きかったです。

実際に、旅行に行く前からずっと楽しみにしていて、北欧旅行から帰って来て子供が一番楽しかったのは、このムーミンの船に乗ったことと楽しそうに話していたので、タリンクシリヤラインにして良かったです。

ストックホルムとヘルシンキ間は下記の2タイプが運航しています。


私たちが乗船したのはシリヤ・シンフォニー号の方でした。

予約はタリンの時と同じで、日程・人数を検索すればOKです。検索結果が表示されます。


片道の場合は、上記キャプチャにある”□片道”にチェックを入れると片道検索できます。


料金を見ていただきたいのですが、上記の価格は一室の料金なので、一番安い料金が86ユーロで4名まで利用可能です。

ヘルシンキからストックホルムまで移動して、さらに船内で一泊するのでホテル代も込みで4人で86ユーロだとかなりお得ですよね。



上記の通り部屋タイプごとに定員が決まっていて、部屋ごとの料金になります。

私たちが宿泊したはちょっと高めですが、移動+ホテルと考えるとそれほど高いと感じない価格です。(料金は日程によって変動します。)



ムーミンキャビンは1名〜3名用と、6名まで宿泊できるファミリールームがあります。



他にビュッフェも事前予約が可能ですが、事前に予約しておくと10%割引になります。

夜のグランド・ビュッフェだけ予約して利用しましたが、品数も豊富でビールやワインも飲み放題で大満足の内容でした。


片道、往復以外にもストックホルムも”日中滞在往復クルーズ”というものがあるので、ヘルシンキを夕方に出発して翌朝にストックホルムに到着し、夕方の便で再びヘルシンキに戻るというプランがあり、そちらはタリンの日帰りと同じくチケット代金がお得です。

ムーミンキャビンなどはそれほどお得感がなさそうですがCクラスであれば、片道の金額と同等で往復利用可能です。


便を選び、部屋タイプを選択して食事などのオプションを選んだら、あとは右側に必要事項を入力し、クレジットカードで決済すれば購入完了です。

こちらも購入完了後にPDFが送られて来たのでそれをプリントアウト持って行けばOKです。

タリンク・シリヤラインの乗船方法

タリンク・シリヤラインの乗船方法ですが、今回利用したヘルシンキータリンとヘルシンキーストックホルムでは、同じタリンク・シリヤラインの船でもヘルシンキ側の港が異なったのでご注意ください。

ヘルシンキ-タリン間

ヘルシンキ-タリン間のヘルシンキ側の港は、ヘルシンキ西港ターミナル2からの出発でした。


ヘルシンキ西港は、市内からちょっと離れていますが、トラムの6Tか7で一本でアクセスできました。

出航時刻の30分前までにチェックインが必要なので時間には余裕を持って移動しましょう。

タリンに出航するときは予定時刻よりも早く出発していたので、早めの行動がいいと思います。

まずは、ターミナルに到着するとチェックインする必要がありますが、荷物を預けたりするわけではなく、チケットを受け取ります。


が、私はスマホアプリでチェックインを済ませたので、カウンターに並ぶ必要がなく、そのままスマホに表示されるQRコードかざして通過できました。(私はiPhoneを使っているのでチケットをWalletに追加できました。)


あとは、乗船時間になるまで待って、乗船するだけです。(10時半発ですが、乗船時間は9時50分〜10時10分となってました。)



タリン行きはラウンジを予約していない場合は席は先着順なので早めに並んで落ち着く場所を探しましょう。

ヘルシンキ-ストックホルム間

ヘルシンキからストックホルムに行く場合は、比較的市内に近いヘルシンキオリンピアターミナルからの出発になります。


ヘルシンキオリンピアターミナルへもバスまたはトラムで移動が可能です。

こちらも出航時間の30分前までにチェックインが必要なので注意しましょう。

こちらの区間はスマホでチェックインできなかったので、カウンターに並んでチェックインして紙のチケットをもらいました。このタイミングで部屋番号がわかります。


その後、そのチケットをゲートでかざして、乗船まで待って乗船開始です。


ストックホルム行きの場合は部屋が決まっているので、急いで乗船する必要はないですが、早めに乗船して船の中を探検するのも楽しいと思います。

JALマイレージバンク会員限定VIP特典

チェックインの時にJALマイレージバンクカードを提示すると船内のショッピングで8%引きになるVIPカードをもらうことができます。


船内は免税価格で市内で購入するよりもお得で、さらにそこから8%引きになるのでかなりお得感があるので、JMBカードを持っている場合は必ずこのVIPカードをゲットしましょう。


それ以外にもスペシャル運賃があったりするようなので詳細はJALのホームページをご参照ください。

タリンク&シリヤラインの予約方法・乗船方法を徹底解説まとめ

バルト海を股に掛けて就航しているタリンク・シリヤライン の予約方法・乗船方法を紹介しました。

ホームページが日本語で、予約もWeb簡単に行えるので個人旅行者には非常にありがたいです。

また、ヘルシンキ-タリンの日帰り往復やストックホルムの日中滞在パッケージなど、往復で購入することでお得なプランも用意されているので、例えばヘルシンキを中心に旅行をしながら、ちょっとだけ、エストニアやスウェーデンにも行ってみるということができちゃいます。

実際に利用して来ましたが、本当に豪華客船でこの値段でこの船でいいの?と思っちゃいました。

移動費用+ホテル費用と考えるとかなり割安ですよね。

ヘルシンキ-タリンの日帰り往復とヘルシンキ-ストックホルムのムーミンキャビン宿泊記は、別途記事にしたいと思います。

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