バンコク市内でUBER(ウーバー)の料金が高騰中・・・





最近、タイのバンコク市内で配車アプリのUBERの料金が高騰しています。


このブログでもUBERは便利と散々紹介してきましたが、それは乗車料金がタクシーとほぼ同額だからオススメしてきたのであって、高くなっちゃうとその魅力は半減してしまいます。

バンコク市内としているのは、空港出発の場合はそうでもないみたいなので、場所によるところも大きいようです。

バンコク市内でUBER(ウーバー)の料金が高騰中・・・

バンコクでUBER(ウーバー)が高い・・・

私は今バンコクに住んでいて、日頃の足としてUBERを活用しています。

UBERを使うメリットは、
  • アプリで呼ぶことができるので便利
  • 行き先もピックアップ場所もアプリで指定できるので基本会話不要
  • お金のやりとりが不要(事前にクレジットカードの登録が必要)
  • 料金もタクシーとほぼ同等か安い場合もある
  • 世界中同じアプリで同じように使える
タイ・バンコクのタクシーは悪名高いことで有名です。
乗車拒否は日常茶飯事です。

でもUBERであれば事前に行き先も指定しているのでマッチングしてからは乗車拒否されることもありません。(たまに、乗り込んでから「どこ行くの?」と聞かれることはありますが・・・)

UBERのメリットの1つに料金もタクシーと同様か安い場合もあると記載しました。

でも最近、UBERが異常に高いことが多く、ほとんど利用することがなくなってきました。

いざ使いたい時にタクシーの2倍や3倍の価格では避けてしまいます。

UBERは需要と供給に応じて価格が変動するようになっています。

例えば、価格が高い場合のメッセージは下記の通りです。

少し高い場合のメッセージ
すごく高い場合のメッセージ
「利用者増加のため料金が多少高くなっています。」と「利用者増加のため料金が大幅に高くなっています。」です。他にもあるかもしれません。

以前は、1.X倍という形で通常より高い倍数が表示されましたが、最近は表示されなくなりました。

実際にどれくらい高いかというと・・・

3倍以上なんてこともあります。。。

私はタクシーの値段と比較して1.5倍くらいなら使ってもいいかなと思いますが、さすがに2倍を超えてくると避けるようにしています。(といっても、タイは元が安いので大したことないんですが・・・)

常に高いという訳ではないのですが最近UBERを使おうと料金検索すると8割くらいの確率で高いです・・・。

タイミングや場所にもよると思います。

UBER高騰の背景

需要が増しているというのもあるのかもしれませんが、タイでUBERは違法サービスとして見なされている部分があり、そういった側面も今回紹介する高騰の背景にあるのかもしれません。

海外旅行先で大活躍「Uber」や「Grabタクシー」がタイで禁止に?!

対策について

UBER高騰への対策としては、同じルートを何度か検索してみると価格が変動しますので、納得いく値段になるまで待つという方法もあります。

ただ、なんども検索してしまうと、その分需要が多いと見なされる可能性もあるかもしれませんが、その辺りはUBERの料金計算ロジックがわからないのでなんとも言えません。

あとは、別の配車アプリを使う方法があります。

例えば、タイの場合は「Grab」も普及しています。

ただ、大抵の場合、UBERが高い場合はGrabも高いですw

他にもGrab Taxiを使うのもありです。Grab Taxiは普通のメータータクシーを呼ぶサービスで、通常のメーター料金に配車料金がプラスされます。

UBERにも同様のサービス「uberTAXI」がありますが、UBERは需要に応じて価格が変わっているのに対して、Grab Taxiは通常のメーターの値段なので高騰することがありません。

同じタイミングで同じ出発地点で、同じ行き先に「UBER」と「Grab」の両方で料金計算してみました。

試してみたルートは、メータータクシーで行けば70バーツの道のりです。

●UBER

通常は安いはずのUberFLASHがUberBLACKやSUVより高くなっています。

下記の通り、uberTAXIに限ってはありえない値段です。


●Grab
GrabはUberより高いですが、165バーツと通常のタクシーの倍以上です。

GrabCarというのが、いわゆるUBERのUberXと同じで、普通の乗用車が迎えにきてくれるサービスです。


上記のGrabTaxiがメータータクシーの金額に近いと思いますので、この金額で相場感を把握することができます。

ただ、空港からの利用の場合は高騰している気配はなく、リーズナブルな価格で利用可能です。

上記の料金検索した時間と同じタイミングで空港から自宅までの料金を検索したらメータータクシーと同等かそれより安い金額になっていました。


空港から自宅まではお得感がある料金

UBER(ウーバー)高騰まとめ

今回紹介したようにUBERが高騰しています。

原因は、取り締まりが強化されUBER車両が減っている可能性も考えられますが原因は定かではありません。

ただ、迎車時間(ドライバーとマッチングしてから迎えにきてくれるまでの時間)が確かに長くなっているので、需要が増えているか、UBERドライバーの数が減っているのは確かなようです。

空港出発の場合は高騰していないようなので、需要と供給のバランスが悪くないのかもしれませんが、バンコク市内では高くなってしまうケースが増えているように思います。

空港でのUBER利用は下記の記事をご参照ください。

2017年版 Uberがオススメ!スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセス方法まとめ

UBERの料金が高い場合の対策としては、
  • 何回か料金検索をやり直してみる
  • Grabを使う
  • GrabTaxiを使う
  • 流しのタクシーを捕まえる
が、挙げられます。

私は普段タクシーも使うので、問題ないですが、旅行者の方はタクシーを利用する前に是非、下記の記事をご一読いただきたいです。


とは言え、やはりUBERは便利なことに代わりはありませんので今後も適正価格であれば利用していきたいと思っています。

海外旅行の強い味方 UBERの使い方・注意点を徹底解説!!

ハワイ旅行の便利でお得な移動手段Uber!ウーバーアプリの使い方からホノルル空港の乗り場など徹底解説します!!

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気になる情報としてはUBERが東南アジアのビジネスについてGRABに売却することを考えているというニュースが先日出ていました。

http://www.straitstimes.com/asia/se-asia/uber-plans-to-sell-south-east-asia-business-to-grab-cnbc

ちょっとこの先不透明な部分が出てきていますが、しばらく見守るしかないですね。。

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