ラウンジも使える!オーストリア鉄道の国際特急列車レイルジェットのファーストクラス(1等車両)に乗ってきました!





オーストリアの国鉄ÖBBの国際特急列車レイルジェットエキスプレス(Railjet Xpress、通称RJX)に乗って国境を跨いで来ました!!


陸続きの欧州では、鉄道網が発達していて鉄道で国境を越えることができます。今回はオーストリアのウィーンからハンガリーのブダペストまで2時間半の鉄道の旅を1等車両(ファーストクラス)で堪能して来ました!

ラウンジも使える!オーストリア鉄道の国際特急列車レイルジェットのファーストクラス(1等車両)に乗ってきました!


事前にオンラインでチケットを購入してあったので安く購入できました。なのでちょっと贅沢に出発前にラウンジも使えるファーストクラスにしました♪

オーストリア連邦鉄道ÖBBについて


オーストリアの鉄道であるオーストリア連邦鉄道はÖBBと呼ばれており、ドイツ語では Österreichische Bundesbahnenと言います。

ÖBBはオーストリア連邦政府保有の国有会社です。

当然オーストリア国内だけではなく、周辺国にも鉄道で移動できます。

オーストリア鉄道といえば2008年より運行を開始した高速列車レイルジェット(Railjet)が有名ですが、最近では停車駅の少ないレイルジェットエキスプレス(Railjet Xpress)も登場しています。

今回搭乗してきたのはそのレイルジェットエキスプレスです。

事前予約で最大75%お得!

今回は事前に鉄道のチケットを購入しておきました。

というのも、日程が決まっている場合、欧州の鉄道は事前にネット予約すると割引料金で予約できるので圧倒的にお得です!


上記の方法で購入したチケットをスマホで受け取るようにして(アプリ上で表示)、チケットレスで搭乗して来ましたがQRコードを見せるだけだったので非常に楽でした。

ウィーン・中央駅について

今回はオーストリアの首都ウィーンにある、長距離列車の発着地点ウィーン中央駅からブダペストに向かいました。


ウィーン中央駅には国境を越えていく長距離列車から地下鉄のSバーンまで様々な電車が乗り入れています。


このウィーン中央駅は、ウィーン観光をするためにはちょっと旧市街から離れているので、Sバーンと呼ばれる地下鉄で旧市街のウィーンミッテ駅などへ移動する必要があります。

実際に私も空港から中央駅に移動して、コインロッカーにスーツケースを置いてからSバーンでウィーンミッテ駅に移動しました。

チケットは自動券売機もあるのでそれほど迷うことなく購入できるかと思いますが、ウィーンシティーチケットという乗り放題券を購入するのがオススメです。オンラインで事前に購入できます。購入方法についてはこちらの記事をご参照ください。




ウィーン国際空港からウィーン中央駅まで

ウィーン国際空港からウィーン中央駅までも今回紹介するレイルジェットで安価に移動することができます。

CATという空港とウィーン・ミッテ駅を結んでいる直通列車は別の駅発着なのでご注意ください。(ウィーンミッテ駅も中央駅というので結構混同しやすいです。)

空港から市内のアクセスについては下記の記事をご参照ください。


ウィーン中央駅のコインロッカー

ウィーン中央駅は、旅の起点になる駅でもあるので、コインロッカーが充実しています。私もこの旅行で実際にウィーン中央駅のコインロッカーを利用して来ました。


ウィーン中央駅のラウンジ

ウィーン中央駅にはÖBBのファーストクラスとビジネスクラス(飛行機とは違い、ビジネスクラスの方が上です。)利用者向けにラウンジが用意されています。

今回はファーストクラスの利用だったのでラウンジも堪能して来ました♪

ロケーション

ラウンジは、レベル+1にありますが、入り口はグランドフロア(レベル0→いわゆる地上階)にあります。



地上階から見上げると上に見えるガラス張りのところです。


入り口はこんな感じで決して豪華ではありませんが自動でこの扉が開きます。


営業時間

ラウンジの営業時間は6:00-23:00となっていました。


ラウンジ内の様子

ラウンジに入って入り口にカウンターがあるので、そこで搭乗券を見せます。(私はオンラインでチケットを購入したのでスマホの画面を見せました。)


↑の写真が入り口に入ってすぐに撮影した写真で一番奥がこの写真に写っている壁なのでそれほど広いわけではありません。

私が行った時は利用者が8名ほどでした。


ただ、私がラウンジを出る頃には私以外一人だけでした。飛行機と違って早く来る必要もないので、そんなに長居する人も少ないのだと思います。


食べ物・飲み物


食べ物はフルーツやナッツやちょっとしたスナック、クッキーが置かれていました。おやつとしては十分ですね。



飲み物も、私が行ったお昼の時間にはアルコールはありませんでしたが、午後6時以降にはアルコールも提供されているようです。


ダイエット中の身だったのでスパークリングウォーターをナッツを頂きました。


そんなに豪華なラウンジではありませんが、出発前にちょっと一息つけて、小腹を満たせるので、物価の高いウィーンではありがたい存在です。

レイルジェットのファーストクラス(1等席)でブダペストへ!!

次はレイルジェットのファーストクラスのレビューです!英語で書くと1st Classですが、日本語で書くと1等車両とか1等席なので随分印象が変わりますよねw

乗り場について

まずは、こちらの電光掲示板で乗り場のホームを確認をします。


あとは、その番号の乗り場に移動するだけです。


そしてホームに設置されている液晶ディスプレイに電車の車両の号車番号の詳細が掲載されているので、自分が乗る号車を確認して電車が来たら乗り込みます。(ドイツはこの号車番号は紙でアナログ感ありましたが、こちらは液晶ディスプレイでした。)


一等車両は前方の9Eにあります。"9E"とは9番ホームのEエリアという意味になります。上記の写真を見えていただければわかりますが5分くらいの遅れは当たり前ということですねw

↓の写真はSバーンの写真ですがこのようにホームにホームの番号とアルファベットが記載されています。


RJXファーストクラス(1等車両)搭乗レポ

いよいよ電車に乗り込みます。

ファーストクラスの電車には「first」、ビジネスクラスの車両には「business」と書かれています。


電車とホームの間が結構空いてますねw


こちらが一等車両の入り口です。


座席は革張りの座席でした。そこまで特別感がある作りではないですが、ゆったりとした座席配置です。


配置は2列×1列の配置です。


事前に有料で座席指定しておきましたが、ガラガラだったのでわざわざ座席指定する必要もなかったです。

他には足置きがついてます。


そして、テーブルも。


ちなみに、空港から中央駅に移動する際に利用した2等車両(セカンドクラス)の座席はこんな感じでした。


もちろんスーツケース置き場もあります。


前方の液晶モニターには行き先や出発時刻、到着時刻そして次の駅などが表示されていて更新されるので、しっかりと確認していれば乗り過ごしの心配がなくなります。


そして、1等車両と2等車両の間にレストラン車両があります。


綺麗なトイレもあるので長時間でも安心です。


普段見慣れない景色を眺めていればブダペストまでの2時間半はあっという間でした。


そして無事ブダペストに到着しました。


そしてこのブダペストは本当に素敵な街だったのでこれからこのブログでもブダペストの街を紹介していきたいと思います。


レイルジェットのファーストクラス(1等車両)レビューまとめ

今回はオーストリア鉄道のレイルジェットの紹介でした。

ファーストクラスだからと言って、すごく豪華なわけでもないですが二等車両に比べて人が少ないのでゆったりと過ごすことができました。

ラウンジハンターとしてはラウンジが使えるのもありがたいです。

個人的にはレイルジェットは高速鉄道と言いながら全然高速に走っていなかったのが気になりましたが、以前乗ったフランスのTGVもそんな感じだったので、ゆったり走るスタイルなんでしょう。。

このあとドイツで乗ったICEは比較的高速で走っていた気がします。

こうやって考えると日本の新幹線は正確さやスピード、安定性など本当に秀逸ですね!!

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