陸マイラー最強カード ダイナースクラブカードの魅力とデメリットについて徹底解説!!








私の主力カードはダイナースクラブカードです。私が住んでいるタイで全く使えないにも関わらず、とりあえず出してみる私を見て、いつも友人は爆笑していますが、本当にタイではほとんど使えた試しはないです。。。大手ホテルでもデポジットのためにダイナースを出してNGを食らったことがあります。

しかし、そんなダイナースクラブカード持ち続けているには理由があります!

陸マイラー最強カード ダイナースクラブカードの魅力とデメリットについて徹底解説!!

ダイナースクラブカードの魅力

  • 海外の空港でもラウンジが使え、航空会社のラウンジが使える空港も多い
  • ダイナースクラブポイントモール経由で大量ポイント(=マイル)をゲットできる
  • ANAとUAのマイレージプラスを含む5社のマイレージプログラムにポイント移行が可能
  • 充実の旅行保険
  • 海外旅行の帰国時に無料で手荷物宅配が利用できる
  • 年会費を割引サービスがある(昔入会した人は一定の条件を満たせば無料は継続)
  • エグゼクティブダイニング
  • ホテル予約サイト「一休」のプラチナ会員になれる
  • ICカード付きになってから券面がカッコよくなった
私が今でも使っている理由は、「海外の空港でもラウンジが使える」と「ダイナースクラブポイントモール経由で大量ポイント(=マイル)をゲットできる」からです。

しかも、シティバンク時代に作ったので、一定の条件を満たせば年会費は無料です。当時は、プロパーのダイナースを作って、入会特典の5万マイルをゲットして、シティバンクダイナースに切り替えるのが王道でした。

後述しますが、今入会しても年会費を割引してくれる特典があります。

海外の空港でもラウンジが使え、航空会社のラウンジが使える空港も多い


航空会社の上級会員にならなくても、世界各国で700以上のラウンジをダイナースクラブカードを持っているだけで使うことができます。

同伴者は有料ですが、家族会員もカードを提示すれば利用することができます。さらに、航空会社のラウンジを利用できる空港もあります。

例えば成田空港の場合、「大韓航空 KAL Business Class Lounge」を利用できます。以前利用したことがありますが、アルコール類はもちろんのこと、カップラーメンやおにぎりが置いてあって、お腹を十分満たすことができて結構快適だったことを覚えています。


その他、バンコクのスワンナプーム空港でもCIPラウンジというところが利用できて、出発前にシャワーを浴びたり、まったり過ごしたりすることができます。
修行時に最適なスワンナプーム空港でおすすめのCIPラウンジの紹介。喫煙ルームもあります。
さらに、スワンナプーム空港では評判のいい、オマーン航空のラウンジも利用できます。
プライオリティパスでスワンナプーム空港のオマーン航空にラウンジ潜入。オマーン航空のラウンジは素晴らしかった!
残念ながら利用できるラウンジ数ではプライオリティパスには敵いませんが、航空会社のラウンジも使え、LCCに搭乗する際もラウンジが利用できるので非常に重宝する一枚です。

ダイナースクラブポイントモール経由で大量ポイント(=マイル)をゲットできる


ダイナースポイントモールの威力は絶大で、買い物をするときにダイナースクラブポイントモールを経由するとポイントがプラスされる、よくあるサービスなのですが、そのプラス幅が半端ないサイトがあります。


よく利用するサイトのポイント倍率が高いとかなりのポイントを貯めることができます。

私がお勧めするのはホテル予約です。

以下二つは私が出張の時に利用する、ホテル予約の実践例です。2年間で12万マイル以上稼ぎました。

陸マイラー最強の出張ホテルの予約方法を紹介!!
陸マイラー最強の出張ホテル予約方法を紹介(2)!!

ANAとUAのマイレージプラスを含む5社のマイレージプログラムにポイント移行が可能

ダイナースグローバルマイレージに登録(年間参加料:6,000円(税別))すると、1,000ポイントを1,000マイルに交換することができます。

つまり、ダイナースクラブポイントモールで大量ゲットしたポイントをマイルに等価で交換できてしまうのです。

交換可能なのは、2017年1月現在はANAと評判のいいユナイテッド航空(UA)のマイレージプラスを含む5社です。
  • ANA(ANAマイレージクラブ)
  • ユナイテッド航空(マイレージプラス)
  • アリタリア航空(クラブ・ミッレミリ)
  • 大韓航空(スカイパス)
  • デルタ航空(デルタスカイマイル)
この中で交換するのであれば、使い勝手の良さや、必要マイルの観点から行くと青字のANAかマイレージプラスの2択かと思います。

以前は、短距離路線であれば少ないマイルで特典航空券に交換できるブリティッシュエアウェイズ(BA)のエグゼクティブクラブが移行先にあったのですが、2015年になくなってしまったのが悔やまれます。

充実の旅行保険


海外旅行保険は、持っているだけで補償される自動付帯で「障害死亡・後遺障害」は自動付帯部分と利用付帯部分を合わせて最高1億円になっています。

さらに、携帯品損害なども自動付帯で補償されますので、海外旅行中にモノが壊れたりした場合も対象になります。

例えば、スーツケースが壊れたり、海外でゴルフ中にゴルフクラブが壊れた場合も対象になります。

ちなみに、この手の保険は出国日から最高3ヶ月間補償されるので、私のように海外に住んでいる場合も日本に一時帰国してから、3ヶ月間は保険対象になりますので、結構重宝します。

しかも家族カードにも付帯していて、本会員と同じ条件になります。

これだけで、海外旅行が多い人は持っておいて損はないと思います。

海外旅行の帰国時に無料で手荷物宅配が利用できる

最近はゴールドカードがあれば帰国時は安く荷物を宅配できたりするので、帰国時だけというのはあまり魅力的ではありませんが、使えるものは使ってしまいましょう!

お土産いっぱい買ってきても空港から自宅まで送ってもらうとすごく助かります。東京の場合はラッシュアワーに到着時間が当たってしまうと、スーツケースを持って満員電車は地獄なので、非常に重宝しています。

出張の強い味方!空港手荷物無料宅配サービスのオススメクレジットカード

年会費を優遇してもらえる方法がある(昔入会した人は一定の条件を満たせば無料)

私は、シティバンク時代にダイナースクラブカードを作ったので、今でも一定の条件を満たして年会費無料で本会員・家族会員共に持つことができています。

最近、年会費無料の条件が30万円利用から60万円の利用に変更されてしまいましたが、既存会員向けにはなんとか残っている状態です。

私が昔から参考にしているマイルdeチケットのカップ様がわかりやすく解説してくれています。
SMBC信託銀行ダイナースクラブカード年会費無料の優遇特典改悪お知らせキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

1年間でダイナースクラブカードを60万円使えば、本会員と家族会員の年会費が無料になります。

残念ながら、現在新規で年会費無料は無くなってしまっていますが、年会費割引サービスが今でも残っています。

今からの入会でも適用される年会費優待特典

三井住友信託ダイナースクラブカードは、今入会しても一定の条件を満たせば、本会員の年会費22,000円(税別)が12,000円に優遇される特典があります。

以下、三井住友信託ダイナースクラブカードのホームページの抜粋です。

<抜粋ここから>---------------------
利用条件を達成いただくと、通常22,000円(税抜)の年会費が12,000円(税抜)となります。

年会費特典利用条件

  • 初年度:新規入会後3カ月以内のカードご利用金額20万円以上
    例)5月16日入会の場合
    利用集計期間:当年5月16日~同年8月末日
    お引き落とし  :10月引き落とし
    ※初年度の年会費の金額はご入会後4カ月後にお届けするご利用明細、もしくはクラブ・オンラインでご確認いただけます。

  • 次年度以降:年間(前年度)のカードご利用金額50万円以上
    利用集計期間はご入会後最初に到来する利用代金締切日翌日から1年間になります。
    例)5月16日入会の場合
    利用集計期間:当年5月21日~翌年5月20日
    お引き落とし:7月引き落とし
    ※締切日(毎月20日)が土・日・祝日の場合は前営業日が締切日となります。 
    ※次年度以降の年会費の金額は下記「年会費特典」表における「年会費請求月」にお届けするご利用明細、もしくはクラブ・オンラインでご確認いただけます。
<抜粋ここまで>---------------------

ちなみに、このカード下記の通り、三井住友信託銀行に口座を持っている必要があります。
カードご利用代金のお支払口座
三井住友信託銀行以外はご指定いただけません。
年会費無料と比較すると劣ってしまいますが、今現在も割引は継続されているので、検討中の方は参考にしてください。

エグゼクティブダイニング


アメックスの「ゴールド・ダイニング by 招待日和」などと同様に、2名でレストランを予約すると、1名が無料になるサービスを提供しています。

ダイナースクラブエグゼクティブダイニングのお店はこちらから検索可能です。

アメックスとダイナースで利用できるお店は似たり寄ったりですが、2017年1月時点では、日本国内のお店はダイナースのエグゼクティブダイニングが273件、アメックスのゴールド・ダイニング by 招待日和が209件とダイナースの方が多いです。

プラチナになってくるとまた変わってくるかと思いますが、意外にもゴールドカードレベルではダイナースの方が優っていました。

ホテル予約サイト「一休」のプラチナ会員になれる

ダイナースプレミアムではない、通常のダイナースクラブカードの場合はホテル予約サイト「一休」のプラチナ会員になることができます。



ちなみに、ダイナースプレミアムカードの場合は、さらに上のダイヤモンドランクになることができます。

どちらかといえば、プラチナ会員のメリットはそれほど多くないのですが、ダイヤモンド会員まで行くと様々な優待を受けるととができます。

とはいえ、通常プラチナ会員になるためには、直近6ヶ月間で10万円を「一休」で使う必要があります。

プラチナ会員のメリットはポイント還元率が3%になり、レギュラー会員と比較すると1%だけの優遇ですが、プライベートセールはお得感があったりするので定期的にチェックするようにしています。

ICカード付きになってから券面がカッコよくなった

これは完全な個人の主観が入りますが、ICカード付きになってカードが変わってからカードの券面がカッコよくなりました。



つや消しで、高級感がアップしました。お店で出した時の高級感は間違いなくアップしています。

デメリット

最後にデメリットについてまとめておきます。
  • 使えないお店がある
  • 年会費無料特典がなくなった
  • 年会費優待特典を受けるためには三井住友信託銀行で口座解説が必要
  • 今後改悪が続く可能性がある
私が、今思いつくデメリットはこの4点です。タイでは軒並み使えませんが、日本でも一部使えないお店があるとはいえ、そこまで多いとは感じません。

年会費は、割引後の12,000円をどう考えるかですが、本日紹介した特典を考えると決して高いとは思いません。

一方で、一番心配なのはシティバンクから三井住友信託銀行に変わってから、各種条件の改悪が続いていることです。

今後は起死回生の「改善」を期待したいところですが、それは祈るばかりです。

ポイントの有効期限はありませんので、改悪が発表されるか、改善が発表されるまで私はポイントを貯め続けようと思っています。

本日、紹介したダイナースクラブカードですが、個人的にはダイナースポイントモールは陸マイラーにとっては最強のクレジットカードでマイルを貯める手段になるかと思います。

ラウンジが使えたり、ホテルでのマイル還元率が半端なかったり、海外旅行保険が充実しているので、SFCやJGC修行の際にも持っておいて損のないカードだと思います。

出張が多い方などは有効活用すれば爆発的にマイルを貯めることができますので、是非ご検討ください。

2017年5月16日追記:
ダイナースクラブポイントモールの改悪が始まっています。使い方によっては、それほど大きな影響はありませんが、ショップによってはかなりの改悪のケースも見受けられます。詳細は下記の記事をご参照ください。

コメント